2018年度現代社会学部「第1回留学説明会」と「ビクトリア大学春季英語研修説明会」を開催しました

2018年度現代社会学部「第1回留学説明会」と「ビクトリア大学春季英語研修説明会」を開催しました。

留学説明会の様子

2018年6月20日(水)4限に、2018年度現代社会学部「第1回留学説明会」と「ビクトリア大学春季英語研修説明会」を開催しました。50名を超える参加者がありました。有難うございました。

「現代社会学科留学プログラム」は、現社独自の留学制度です。2回生後期から留学することができますが、現在の1回生、2回生であれば、所属する専攻とは関係なく、誰でも申請できます。留学先の各大学が定めている出願要件を満たすなど、留学するためには色々な条件がありますが、留学先で正規科目(専門科目)の単位を修得すれば、演習や現社の専門科目もしくはStudy Abroad A,B で単位認定することができます。留学しても、頑張れば4年で卒業できますので、是非、現社の留学プログラムを利用して海外の大学で勉強して下さい。

「ビクトリア大学春季英語研修」については、最初に昨年度の参加者の3回生の学生さんから、パワポの写真を見せながらの盛り沢山で充実した1か月の体験談の披露がありました。有難うございました。

ビクトリア研修についての説明中

次に、ビクトリア研修担当の城戸先生から、到着した翌朝に受験するクラス分けテストのこと、時間割、ホームステイ、サポート体制などの説明がありました。クラスのレベルが上がるほど、学生さんの満足度が上がるそうですので、到着翌日のクラス分けテストを頑張って下さい。今年度の「ビクトリア大学春季英語研修」は、来年の2月3日から3月3日までの29日間を予定しています。英語漬けの毎日を楽しんで下さい。ビクトリア大学英語研修の申し込みは7月16日から20日までです(保護者の署名捺印が必要)。パスポートの取得も、航空券の予約に必要ですので、急いで下さい。

当日、参加できなかった人は、配布資料の残部をS校舎分室に置いておきますので、取りに来て下さい。質問があれば、下記の委員まで。

現代社会学科国際研修プログラム委員会 :
松本(委員長)、
城戸(ビクトリア大学英語研修担当)、
鳥谷、諏訪、松田、戸田

文責:戸田

ビクトリア大学春期英語研修が始まりました

現代社会学部。この英語研修では、カナダ・ビクトリア大学で4週間の英語研修プログラムを受講するもので、研修の成果を踏まえて専門科目「短期英語研修」4単位が認定されます。研修期間中は現地カナダ人家庭にホームステイするため、昼間は大学で、夜はホームステイ先で英語漬けの生活を送ることができます。

バンクーバー空港到着

飛行機とフェリー、バスを乗り継いで一日がかりでビクトリアに到着して、すぐ次の日からクラス分けテストなど研修が始まりましたが、みんな元気いっぱいに英語を
学んでいます。日本だけではなくアジア各国や中米など世界中から集まってきた学生との交流など、ただ英語を勉強するだけではなく、良い経験をして帰ってきてくれると思います。

ウェルカムパーティ

 

2017年度第3回留学説明会を開催しました

12月6日、5限に第3回留学説明会を開催しました。1回生7名ほどが参加してくれました。

当日、参加出来なかった人は、下記をご覧ください。

当日の配布資料はS校舎分室で、出願書類は国際交流課(L校舎2階)でもらえます。出願期間は1月9日・10日の9時から16時半までですが、面談が必要になりますので、出願を希望する場合には12月15日までに国際交流課と留学アドバイザーへの連絡が必要です。

質問は、国際研修プログラム委員会の教員まで。

2017年度現代社会学部多文化理解実習報告会&説明会を開催しました

12月6日4限に多文化理解実習報告会&説明会を開催しました。まずは、この夏、多文化理解実習に参加した各チームの報告があり、その後、引率教員からの説明がありました。

カナダチームからは、トロント大学の教授と日本とカナダの文化について話し合いをしたことや、日本大使館やトロント本願寺を訪問したこと、イタリア人街やギリシャ人街、チャイナタウンなどで経験した多文化共生が感じられる思いやりの文化や食事の紹介、日本との違いなどについて、説明がありました。

カナダチーム

シンガポール・バンコクチームからは、まずシンガポールでお世話になった日本企業の方々の紹介、皆様方から教えて頂いた現地で働く企業人としての姿勢について報告がありました。またシンガポール政府傘下のゼネコン企業で働く日本人女性管理職の方を通じ、京女生のために世界中で活躍されている日本人女性からメッセージも頂いたそうです。研修の目玉は東南アジアで一・二位を争うタイガービール工場を見学したこと、多民族国家ならではの宗教寺院や街並みを訪れたことなどが報告されました。タイでは、バンコク大学経済学部の学生と、事前に相互に交換していた質問について英語で報告し交流しました。

シンガポール・バンコクチーム

スリランカチームからは、まず、モラトゥワでホームステイを2泊して何を学んだかの紹介がありました。山の上にあるハプタレーでは日本のNGOが支援している幼稚園で子どもたちと交流し、紅茶園で茶摘みから紅茶作りまでを経験しました。農園労働者の方と英語で交流し、現地の人々が抱える問題も学びました。紅茶作りプログラムは現地のテレビでも取り上げられました。

スリランカチーム

最後が台湾チームです。淡江大学では現地の学生と交流し、台湾の文化を学びました。台湾原住民文化園区では、原住民の文化を原住民の方から直接学びました。日本とは異なる台湾の娯楽や食事を紹介してくれました。大統領(総統)も女性であり、女性政治家が40%を占めていることにも驚きました。東日本大震災のときに義援金を送ってくれたことなど、台湾が親日であることは知っていましたが、実際に訪れてそれを肌で感じました。台湾の側から日本の歴史を学ぶこともでき、台湾人アイデンティティをしっかり持っていた台湾の大学生から刺激を受けました。

台湾チーム

来年度は、カナダ、スリランカ、台湾に引率します。カナダはビクトリア大学の学生さんと交流をするために2月に実施します。スリランカ訪問は来年度が最後になるかもしれません。ホームステイ先ではスリランカ豊かなご家庭の生活を、紅茶園では貧しい家庭の生活をみることになります。台湾研修では16世紀以降のオランダ統治、清朝による統治、日本による植民地化を経験しながら独自の文化を生んだ歴史、多様な民族の共生を学びます。学生さんに行程を考えてもらい、現地の学生さんたちや原住民の方々と交流をします。日本との過去の歴史も考えて下さい。

2回生以上の皆さん、是非参加を検討して下さい。ご質問は引率担当教員まで。

 

「カナダ・ビクトリア大学英語研修、及び2017年度現代社会学科第2回留学説明会」が開催されました

現代社会学部国際研修プログラム委員会主催の「カナダ・ビクトリア大学英語研修、及び2017年度現代社会学科第2回留学説明会」が、104()4限にS306教室で開催されました。50名以上の参加者がありました。有難うございました。

前半は、来春、ビクトリア大学で、「レベル別授業とホームステイで英語漬けの4週間」を送る英語研修の説明を行いました(24日~34日 29日間:予定)

後半は、現代社会学科独自の留学プログラムの説明を行いました。

当日参加できなかった人、質問がある人は、いつでも国際研修プログラム委員会のメンバーに相談に来て下さい

 

*国際研修プログラム委員会(松本・城戸・鳥谷・松田・戸田)

(文責 戸田)

多文化理解実習(台湾)の報告(2) 屏東:「原住民」の人たちの交流

 ポルトガル船によって「発見」される以前から、台湾にはそこに暮らす人たちがいました。現地では「原住民」と呼ばれている人たちです。台湾の人口に占める割合はわずか数%ですが、16の民族が「原住民族」として現地の政府に認定されています。

 

山地門はかなり標高の高い場所にあります。

 私たちは、台南から台湾鉄路(在来線)を使ってさらに南下して屏東に向かいました。屏東県は台湾の最南端に位置しているため、台北から屏東まで台湾を北から南まで縦断したことになります。私たちが目指したのは、屏東県の山地門にある国立施設「台湾原住民族文化園区」です。ここでは、パイワン族(排湾族)、ブヌン族(布農族)、アミ族(阿美族)のスタッフの方や大学生の皆さんが、私たちを出迎えてくださいました。

台湾の「原住民族」の歴史、文化や習俗を紹介した施設の参観や、さまざまな体験活動を通じて、台湾社会には多様なエスニック・グループが共存していることを知り、それぞれの文化的特徴についても学ぶことができました。とくに台湾の先住者である「原住民」の視点からの歴史の語りは、たいへん刺激的であり、多くのことを考える機会となりました。

「原住民」の視点から歴史を語ってくださったパイワン族のルカイさん。

3人の大学生の皆さんとは、お昼のお弁当を一緒に食べたり、さまざまな体験活動に参加したり、一日中いっしょに過ごしました。

民族衣装も体験しました。

 

 同じ世代の「原住民」の若者たちと交流できたことは、とても貴重な経験となりました。漢字表記の名前と「原住民」の母語による名前という、まったく異なる2つの名前を持っていること、中国語ではコミュニケーションが可能であっても、それぞれの母語で話すとお互いにまったく理解できず、まるで外国語を聞いているようであること、などなど・・・3人の口から飛び出す話は、日本人には普段経験がない(それゆえに容易に理解できない)話ばかりで、もう驚きの連続でした。

早朝に台南を出発して、また台南に戻ったのはその日の夜のことでした。なかなかハードな一日でしたが、「原住民」の「朋友」(ともだち)たちのおかげで、とても充実した一日となりました。非常感謝!

 

(つづく)

多文化理解実習(台湾)の報告(1) 台南:歴史の足跡をたどる

 今年度の多文化理解実習(台湾)では、台南、屏東、台北の三都市を7泊8日の行程で回りました。今回は、前半の台南と屏東での活動について報告します。


(1)台南―歴史の足跡をたどる

台湾が「歴史」の舞台に登場するのは16世紀、大航海時代のことです。日本に向かうポルトガル船が台湾を「発見」したことがきっかけといわれています。以後、オランダ(東インド会社)、それに続く明の鄭氏と清朝、19世紀末からの日本(大日本帝国)まで、台湾は度重なる外来勢力による統治を経験してきました。そうした歴史が先住者と外来者との複雑な関係を生み出し、多様なエスニック・グループが共存する社会をつくりだしたのです。

台湾の「歴史」の幕開けの地となったのが、台湾南部の都市・台南です。オランダの東インド会社が拠点を築いたことに始まり、台湾の複雑な歴史が凝縮されています。私たちは、市内の国立台湾歴史博物館で台湾の通史を勉強したあと、街中を歩き回って(ときには市バスにも乗って)歴史の足跡をたどりました。オランダ統治時代の城跡である安平古堡、赤嵌楼をはじめ、鄭成功ゆかりの鄭成功廟や鄭氏家廟、中国大陸の文化を色濃く残している大天后宮や孔子廟、そして日本統治時代の建造物を利用した国立台湾文学館などを訪ねました。どれもその時代を問わず、台湾の歴史の一部分を象徴する遺産として、台湾の人々によって大切にされていることがわかりました。

楼(プロビンティア城跡)。オランダ東インド会社が建てた当時は、右の写真のようなかわいらしいお城だったそうです。

 

勇ましい鄭成功像
台湾最大の媽祖廟「大天后宮」。媽祖(中央)は中国南部ゆかりの女神様。 左右には必ず順風耳(左)と千里眼(右)の姿があります。

高く積まれているのは「金紙」と呼ばれるお供えもの(おカネ)です。金紙はお供えする神様によって種類も値段もちがいます。

台湾や世界の文学作品を集めた国立台湾文学館。日本統治時代の台南州庁の建物を修復したものです。台南には日本の植民地時代の建物が数多く保存されています。

台南は「小吃」でも有名です。小吃とは夜市や街角の屋台、大衆食堂などで食べられる台湾料理のことです。安くて美味しいのが魅力ですが、とくに台南の小吃は種類も豊富で、ここでしか味わえないものがあります。「食文化を通じて台湾を理解しよう!」をモットーに、台南での活動の合間や食事時には、いろんな小吃を食べ歩きました。

擔仔麵など台南の小吃
のどの渇きを癒してくれたのは、新鮮なフルーツジュース。 左手はいろんなフルーツを使ったミックスジュース、右手は レッドドラゴンフルーツのジュースです。

 台湾の夏といえば、マンゴーです。台南はマンゴーの産地としても知られています。夕食後には老舗のフルーツパーラー「莉莉水果店」で、最高級品種のマンゴー「愛文芒果」のかき氷を堪能しました!

愛文芒果
愛文芒果のほか、台湾原産の「土芒果」も盛られています。

多文化理解実習(カナダ)の報告後半です

 

③ナイアガラ地方

オタワからVIA鉄道と車を乗り継いで、ナイアガラ地方に行きました。カナダと聞けばナイアガラの滝が連想されるかもしれませんが、ナイアガラには年間1500万人もの観光客が訪れる観光地になっています。また、同時にナイアガラはカナダとアメリカの国境に位置し、橋を渡って両国間を行き来することができます(入国審査はちゃんとあります)。

アメリカとカナダの国境です

翌日は、北米イギリス植民地時代にアッパー・カナダの首都がおかれていたナイアガラ・オン・ザ・レイクという街を訪問しました。この町には現在でもイギリス風の街並みが残っています。

④トロント
いよいよ旅の最終目的地トロントに到着しました。トロントでは、トロント本願寺を訪問し、カナダにおける浄土真宗の現状や日系人コミュニティについての話をうかがいました。日系人社会では、代を重ねるにつれ日本語を話せる人が減っており、お
勤めも英語と日本語で行われていることなどを知りました。

トロント本願寺にて

さらに、トロント大学では、政治学部のRodney Haddow教授と面談し、カナダ社会について英語で質疑応答を行いました。カナダの二言語政策、難民や移民の受け入れ、女性の社会参加など幅広いテーマがでました。ネイティブの英語のスピードを知るという点でも意義深い面談になったと思います。

トロント大学、Haddow教授

今年度の多文化理解実習(カナダ)は、やや寂しい参加者数でしたが、その分密度の濃い研修になったのではないかと思います。日本でも移民の受け入れなどが議論される中で、多くの移民や難民を受け入れているカナダ社会の実情に触れることができました。また、英語で会話する機会も多くある中で、自分の意見を十分に伝えられないもどかしい経験もしました。自由に意思疎通を図るために、今後外国語を学ぶモチベーションを高めることもできたと思います。

 

2017 多文化理解実習報告(カナダ)前半

今年度の多文化理解実習(カナダ)では、モントリオール、オタワ、ナイアガラ、トロントの四都市を10泊12日の行程で回りました。今回は、前半のモントリオールとオタワの報告です。

ニューアーク国際空港(アメリカ)乗り継ぎ

 

(1) モントリオール

アメリカ経由で夜中にモントリオールに着きました。カナダは英語圏という印象があるかもしれませんが、カナダの公用語は英語とフランス語の二言語政策を取っています。その中で、モントリオールはカナダ第二の都市で、フランス語が話されている都市としては世界第3位の人口を誇ります。町の標識もフランス語のみで、通りを歩いている人の多くもフランス語で話しています。

フランス語の標識

モントリオールでは、ノートルダム大聖堂などカトリック系のフランスの影響を受けた建物や街並みを見て回りました。

モントリオール旧市街の街並み

(2) オタワ

モントリオールからバスに乗ってオタワに移動しました。カナダの首都オタワは、英語系のオンタリオ州に位置していますが、川を挟んだ対岸はフランス語系のケベック州になっています。1本の橋を渡っただけで、道路標識も英語からフランス語に変わります。

 

リドー運河(世界遺産)

オタワは、首都ということで政府機関が多く集まっており、連邦議会議事堂の見学などを行いました。

連邦議会図書館(中央はビクトリア女王)

また、オタワでは在カナダ日本国大使館を訪問しました。訪問では門司カナダ大使から外交に関するお話をうかがったほか、政務担当の時田参事官、仲村専門調査員から、カナダ社会や日加関係についてレクチャーを受けました。普段は接することの少ない外交の現場のお話や外交官として働いている方の思いなどをお聞きすることができ、大変勉強になりました。

門司大使との面談
レクチャー

(城戸)