自己紹介(松本充豊)

 

 現代社会学部の皆さん、はじめまして。松本充豊(まつもとみつとよ)です。

松本写真@マカオ

 私は京都で生まれ育ち、学生時代をおもに東京で過ごしました。その後は各地を転々とし、このたび四半世紀ぶりに京都で仕事をすることになりました。学生時代といえば・・・バブル時代の学生でしたから、日々飲んだり、食ったり、遊んだりで(恥ずかしいので、もうこれ以上は触れません)。

ひょんなことから中国語を勉強する「羽目」になったのですが、でもそれがきっかけで南の島・台湾とのご縁ができました。今でいう「内向き」な学生だった私ですが、しぶしぶ、かつ恐る恐る留学に出かけて、わずか一年でしたが現地での生活も体験しました。台湾のB級グルメに詳しくなったのも、このときです。大学で教員の仕事に就いてからは、国際交流活動で中国各地や香港、マカオにも足を運びました。写真はポルトガル情緒あふれるマカオで撮った一枚です。

 ところで、気がつけば台湾にどっぷりはまっていた私は、そのまま戦後台湾の政治を研究することになりました。いまでは台湾の民主政治の研究が中心テーマですが、最近は日本や韓国の民主主義体制との比較にもチャレンジしています。また、民主化された台湾内部の政治が東アジアの国際関係に与える影響にも興味をもっています。台湾は小さいけれど、その政治は東アジアという地域の政治を大きく揺るがすものだと考えています。

 台湾は歴史的に日本とゆかりのある土地なのですが、あまり知られていないことがたくさんあります。興味のある方は、研究室を訪ねてみてください。ただし、その前に必ずアポをとってください。突然来られると、甘いものに目がない私が、こっそりまめ大福にかぶりついている最中かもしれません。そんなみっともない姿は見せられませんので、ご協力をお願いします。