工藤正子 (くどう まさこ)

☆主な担当科目:ジェンダーと現代社会、文化人類学、多文化社会論

☆専門領域:文化人類学(ジェンダー、グローバル化、多文化社会、イスラーム)

☆研究紹介:

国境を越えた人の移動によって生じる社会の多文化化について研究しています。とくに、国境を越えて人々が移動することで、既存の家族やジェンダー関係、人のアイデンティティがいかに変容し、それが、社会や国家の変化とどのように相互に作用するのかに関心があります。具体的な対象としては、パキスタン人イスラーム教徒の男性と結婚した日本人女性や、そうした国際結婚から生まれた第二世代の若者たちにインタビュー調査をしています。イギリスのパキスタン系移民社会についても研究しています。

☆専門ゼミ:

国境を越えた人の移動が主なテーマです。文化人類学的視点を用いつつ、国境を越えることが私たちの考え方や家族のあり方、社会や国家にどのようなインパクトを与えるのかについて考えます。参加者の構成等にもよりますが、基本的に3回生では、前期に共通の文献を読み、プレゼンテーションを重ねることでアカデミックスキルを養います。後期からは、自分の関心テーマにそって文献調査を行い、発表し、卒論のテーマ選定に向けて興味関心を絞ります。 4回生の前期では、夏休み前までに最終的に研究テーマを決定し、調査計画書を書き上げます。夏以降は、ゼミで発表や討論をしながら卒論を書き進めます。

☆考えられる卒論のタイトル:

  • 国境の狭間に生きる子どもたち:沖縄のアメラジアンの事例から
  • 日本の外国人労働者を親にもつ子どもたちにとっての学校と家族
  • フランスのイスラム教徒の女性移民たち:若い世代のアイデンティティ変容
  • 国境を越えたケアの連鎖:フィリピン人移住家事労働者の事例から
  • 性的マイノリティ(LGBT)の国境を越えたネットワーク形成
  • 複数のルーツをもつ子どもたち:帰国子女を中心に
  • 海外に出る日本の若者たち:ワーキング・ホリデーを事例に