西尾久美子 (にしお くみこ)

☆主な担当科目: 経営学アプローチ、経営戦略論、組織マネジメント、サービス経営特論

☆専門領域: 経営学(組織行動論、経営組織論)

☆研究紹介:

働く個人が、やりがいを感じられる働き方とは、どのようなものでしょうか?  働いている人が十分にその能力を発揮し、組織の生産性が向上するためには、雇用する側はどのような仕組みをつくればいいのでしょうか?  企業での勤務経験後、研究者になった私にとっては、よりよい働き方と組織のアウトプットの関連というのが大きな研究課題です。

これまでの研究テーマは、ワークシェアリングの導入と組織コミットメントの変化、芸舞妓のキャリア形成と育成制度、京都花街の取引制度、洋菓子産業の震災復興プロセスにおけるリーダーシップ、警備保障産業の人材育成と競争優位性の構築、エンターテイメント産業の人材育成と事業システム、地域基幹産業の人材育成と事業システムなどです。現在は、伝統的専門職組織の人材育成と事業システムの関連について、主に能楽を調査対象に研究しています。

主著として、『京都花街の経営学』(東洋経済新報社)、『舞妓の言葉-京都花街、人育ての極意』(東洋経済新報社)、『おもてなしの仕組み京都花街に学ぶマネジメント』(中公文庫)、共編著として、『現代社会を読み解く』(晃洋書房)、『1からのサービス経営』(中央経済社)、『実践知』(有斐閣)、『企業家のすすめ』(有斐閣)、『日本のキャリア研究』(白桃書房)などがあります

☆専門ゼミ:

3回生では、各自が関心のあるテーマを探すと同時に、経営学の専門知識や方法論に関する基礎知識を身につけます。まず、 3回生前半(演習)では、方法論や経営学に関する基本テキストを読むことと並行して、事例研究をします。具体的には、企業を取り上げ公表資料や文献などを収集して事実を整理し、それをもとにゼミで議論し、各自の考察を深めます。3回生後半(演習)では、グループ研究を行い、他大学との交流ゼミなどで研究内容について発表をします。また、グループ研究と並行して、 各自の研究関心を掘り下げ、卒論に向けて課題設定行い文献調査実施し、分析結果について個人発表も行います。4回生では、報告と質疑応答を繰り返しながら、卒業論文の作成に取り組みます。

☆ゼミ生の主な卒論のタイトル:

  • ZOZOTOWNの成長要因事業システムと流通論の視点から
  • 市場創造型マーケティング戦略―ソニーのオーディオエレクロニクス事業を事例に
  • リーダーシップ獲得に関する研究―オーナー企業経営者へのインタビュー分析から
  • 仕事と家事・育児の両立と女性のキャリア形成
  • 山崎製パン株式会社の経営戦略-市場拡大とトップシェアの維持-
  • 株式会社エフピコの市場地位別戦略
  • 事業危機と多角化戦略-グンゼ株式会社の事例から-
  • 学生組織におけるリーダーとフォロワーの関係-京都学生祭典を事例に-