2017 多文化理解実習報告(カナダ)前半

今年度の多文化理解実習(カナダ)では、モントリオール、オタワ、ナイアガラ、トロントの四都市を10泊12日の行程で回りました。今回は、前半のモントリオールとオタワの報告です。

ニューアーク国際空港(アメリカ)乗り継ぎ

 

(1) モントリオール

アメリカ経由で夜中にモントリオールに着きました。カナダは英語圏という印象があるかもしれませんが、カナダの公用語は英語とフランス語の二言語政策を取っています。その中で、モントリオールはカナダ第二の都市で、フランス語が話されている都市としては世界第3位の人口を誇ります。町の標識もフランス語のみで、通りを歩いている人の多くもフランス語で話しています。

フランス語の標識

モントリオールでは、ノートルダム大聖堂などカトリック系のフランスの影響を受けた建物や街並みを見て回りました。

モントリオール旧市街の街並み

(2) オタワ

モントリオールからバスに乗ってオタワに移動しました。カナダの首都オタワは、英語系のオンタリオ州に位置していますが、川を挟んだ対岸はフランス語系のケベック州になっています。1本の橋を渡っただけで、道路標識も英語からフランス語に変わります。

 

リドー運河(世界遺産)

オタワは、首都ということで政府機関が多く集まっており、連邦議会議事堂の見学などを行いました。

連邦議会図書館(中央はビクトリア女王)

また、オタワでは在カナダ日本国大使館を訪問しました。訪問では門司カナダ大使から外交に関するお話をうかがったほか、政務担当の時田参事官、仲村専門調査員から、カナダ社会や日加関係についてレクチャーを受けました。普段は接することの少ない外交の現場のお話や外交官として働いている方の思いなどをお聞きすることができ、大変勉強になりました。

門司大使との面談
レクチャー

(城戸)

現代社会学科留学プログラム説明会を開催しました

7月19日4限に現社の留学プログラム説明会を開催しました。30名近くの学生さんが集まってくれました。参加してくれた皆さん、有難うございました。
 
この留学プログラムは、現社の学生さんだけを対象としています。どの専攻でも参加できます。現社国際研修プログラム委員会に属する教員が現地の大学に足を運んで選んだ留学先です。是非、検討して下さい。
説明会に参加できなかった人で、現社留学プログラムに興味がある人は、7月20日以降、S校舎入口の事務室(S校舎分室)でパンフレットを受け取って下さい。また、プログラムについて質問があれば、下記の国際研修プログラム委員会の委員に尋ねて下さい。どの教員からでも説明を受けることができます。
現代社会学科国際研修プログラム委員会 (委員長:松本、鳥谷、松田、城戸、戸田)
(文責 戸田真紀子)

現代社会学部「ビクトリア大学春季英語研修」説明会報告

現代社会学科国際研修プログラム委員会主催の「ビクトリア大学春季英語研修」(短期英語研修A: 4単位)説明会が、7月4日(火)、5日(水)のお昼休みに開催されました。20名の学生さんが集まり、北米担当の城戸先生から説明が行われました。

研修期間は2月4日(日)~3月4日(日)[28日間](予定)で、現代社会学部の学生が参加できます。ただし、単位認定は1回生(=平成29年度以降入学生)のみで、2回生以上は単位認定されません。TOEFL, TOEIC スコア等による参加条件はありません。

日本人が苦手とするspeakingとlisteningに重点をおいたプログラムです。

詳しい案内は、9月に再度行いますので、掲示に注意しておいて下さい。

ご質問は、現代社会学科国際研修プログラム委員会までどうぞ。

国際研修プログラム委員会:
城戸(北米担当)、松本(委員長)、
鳥谷、松田、戸田
(文責 戸田)

戸田ゼミ3回生が関西国際関係合同ゼミナールに参加しました

戸田ゼミ3回生が関西国際関係合同ゼミナールに参加しました。

 関西一円で国際関係論を学ぶ10のゼミが集う「関西国際関係合同ゼミナール」が今年で10年目を迎えました。戸田ゼミは、2010年の第3回から参加しています。記念すべき第10回合ゼミは、7月1日、阪南大学南キャンパスにおいて開催され、100名を超える学生さんが集まりました。参加ゼミの大学は、神戸大学×3、関大×2、阪南大学、立命館大学、京都産業大学、名古屋市立大学、そして京都女子大学です。

トップバッターの戸田ゼミ3回生は、「ルワンダ女性の活躍の背景~女性議員を例として~」というテーマで報告をしました。4月から準備を続けた成果が十分表れた報告でした。鋭い質問も頂き、学生にとって良い経験になりました。どのゼミの報告もレベルが高く、熱心に質疑応答が行われ、第10回合ゼミは終わりました。

幹事校の阪南大学段ゼミの皆さん、大変お世話になりました。

参加された学生さんの益々のご活躍をお祈りしています。コメントを下さった引率の先生方、有難うございました。

(文責:戸田真紀子)

6/11のオープンキャンパス午後担当の城戸英樹先生です

6月11日のオープンキャンパスでは、「教員との懇談コーナー」があります。教員との距離が近く、気軽に研究室をたずねられるのも本学の魅力のひとつです。学びのこと、資格のことなど何でも質問してください。

午後を担当する現代社会学科国際社会専攻の城戸先生の紹介です。今年から新しくできた国際社会専攻や、カナダ・ヴィクトリア大学での研修などを担当していますので、国際社会や留学に興味ある方はぜひどうぞお越しください。


カナダ・ヴィクトリア大学での研修ビラをもって。

11日午後担当の城戸英樹(きど ひでき)です。国際社会専攻所属ですが、「行政学」など現代社会学部全体の授業も担当しています。国際や留学に興味がある人、公務員を目指したい人、現代社会学部についてもっと知りたい人は、ぜひブースに来てください。お待ちしています。

主な担当科目: 行政学、地方自治論
専門領域: 地方自治論、比較政治(日本政治、カナダ政治)
担当専攻:国際社会専攻

☆研究紹介

これまでは、主に以下の3つの方向から研究を行ってきました。

第一に、日本の地方制度改革についての研究です。その中では、どのようにして改革が行われてきたのか、また改革の結果日本の基礎自治体の政策にどのような変化が生じているのかを分析しています。

第二に、日本の市町村合併に関する研究です。この研究では、平成の大合併において合併を行うのかどうかについてどのような要因があったのかを研究しています。

最後に、カナダの政治行政制度に関する研究です。その中では、カナダの地方自治制度や社会政策などがどのようなものであるのかを調べています。

詳細は大学サイトをどうぞ

☆専門ゼミ

ゼミでは、現代の政治や行政に対する理解を深める事を目的にします。そのために、ゼミ生それぞれが関心を持った政治・行政現象が、なぜ、またどのようにして起こったのかを調べていきます。 3回生では、数人のグループで調査研究し成果をまとめ、他大学との合同ゼミで報告を行います。後期には、卒論に向けて各自のテーマ設定を行っていきます。4回生では、ゼミ生が各自で設定したテーマについて調査、分析を行い、卒業論文としてまとめます。 卒論のテーマについては、カナダだけにとどまらず、世界各国の政治・行政にかかわる幅広い領域を想定しています(日本も対象に含めます)。

現代社会学部 第1回留学説明会のお知らせ (7/19 水)

→PDF版はこちら

現代社会学部在学生の皆さんへ

2018年度後期から、現代社会学部独自の留学プログラムが始動します。 留学しても4年間で卒業が可能です。 現在、カナダ、米国、イギリス、韓国の大学と交渉中です。

今秋の募集に先立ち、1回目の留学説明会を開催します。 留学に興味がある人は、是非、参加して下さい。

日時:7月19日(水) 4限
場所:C308教室

問い合わせ先:現代社会学部国際研修プログラム委員会
(松本・鳥谷・松田・城戸・戸田)

 

カナダ・ヴィクトリア大学春期英語研修説明会 (7月5、6日)

 

現代社会学部の皆さんへ

春、ヴィクトリア大学で、「レベル別授業とホームステイで英語漬けの4週間」を送る英語研修を実施します(2月4日~3月4日 28日間:予定)。

新入生(2017年度入学生)は「短期英語研修A」(4単位)が認定されます。
2回生以上は単位認定はありませんが、参加出来ます。

是非、説明会に来て下さい。説明書と申込書・誓約書も配布します。

日時:7月4日(火)、5日(水) 両日ともに、昼休み(12:15~12:50)  (出入り自由)
場所:C308教室

問い合わせ先:現代社会学部国際研修プログラム委員会(城戸・松本・鳥谷・松田・戸田)

現代社会学部「香港大学夏期英語研修」説明会開催報告

現代社会学科国際研修プログラム委員会主催の「香港大学夏期英語研修」(短期英語研修B:2単位)の説明会が、4月7日(金)、10日(月)の両日、開催されました。約40名の学生さんが集まり、引率の鳥谷先生から説明が行われました。

研修期間は8月6日(日)~8月26日(土)(予定)で、現代社会学部の学生(単位認定は1回生=平成29年度以降入学生のみ)が参加できます。2回生以上も参加できます。

日本人が苦手とするspeakingとlisteningに重点をおいたプログラムです。

夜の香港
説明会の風景

ご質問は、現代社会学科国際研修プログラム委員会まで。

国際研修プログラム委員会:鳥谷(香港担当)、松本(委員長)、戸田、松田、城戸

(文責 戸田)

多文化理解実習(ユタ研修旅行)報告その4

ユタ研修旅行では、多民族国家アメリカでの多様性を学ぶことはもとより、ユタ大学ELI (English Language Institute) において英語を学ぶ中東、南米、アジア、ヨーロッパ等からの学生と交流を重ね、文字通り多文化に接し続けます。また学生1人ずつのホームステイで現地の米人家族と寝食を共にし、英語とアメリカ人のライフスタイル等の多文化理解を試みます。

現地24日目(9月3日) ユタ大学ELI (English Language Institute) での授業最終日に クラスメートとの「お別れ会」があり「修了証」をもらう。
現地24日目(9月3日)
ユタ大学ELI (English Language Institute) での授業最終日にクラスメートとの「お別れ会」があり「修了証」をもらう。
現地24日目(9月3日) フットボールの開幕戦は強豪ミシガン大学を迎えるホームゲーム。 2002年の冬季五輪の閉会式場となった大学内のこのスタジアムで、 史上最多の47,825人の観客を集め、しかも24-17で接戦を制した。 指のサインはユタ大学の頭文字"U"を意味する。
現地24日目(9月3日)
フットボールの開幕戦は強豪ミシガン大学を迎えるホームゲーム。
2002年の冬季五輪の閉会式場となった大学内のこのスタジアムで、史上最多の47,825人の観客を集め、しかも24-17で接戦を制した。
指のサインはユタ大学の頭文字”U”を意味する。

多文化理解実習(ユタ研修旅行)報告その3

ユタでの最後の週になりました。今週末がLabor Day Weekend という米国での連休になるので、混雑を避けるため先週末に近隣国立公園の視察旅行(2泊3日)に行きました。道中学生たちは交代で助手席に座り、女性運転手と英会話の練習を続けました。

車酔い事件、スマホ紛失事件、アリの逆襲事件等、多々あれど大過なく全員無事に戻ってきました。

現地18日目(8月28日) フリーウェイ(高速道路)をひた走り、ユタ州を南下。 Big Bend @Zion National Park ユタ州で最初の国立公園。 (参照)http://www.nps.gov/zion/index.htm
現地18日目(8月28日)
フリーウェイ(高速道路)をひた走り、ユタ州を南下。
Big Bend @Zion National Park ユタ州で最初の国立公園。
(参照)http://www.nps.gov/zion
現地19日目(8月29日) 旅行2日目は州境を南に越え、あまりにも有名なグランドキャニオン へ。天候に恵まれ、一日ゆっくり景色を楽しむ(冬は閉ざされる渓谷北 側のNorth Rimにて)。 (参照)http://www.nps.gov/grca
現地19日目(8月29日)
旅行2日目は州境を南に越え、あまりにも有名なグランドキャニオン
へ。天候に恵まれ、一日ゆっくり景色を楽しむ(冬は閉ざされる渓谷北
側のNorth Rimにて)。
(参照)http://www.nps.gov/grca
現地20日目(8月30日) 旅行3日目はユタ州南部のBryce Canyon National Parkへ。半日を ここで過ごし、午後はホストファミリーの待つSalt Lake Cityへ。 (参照)http://www.nps.gov/brca
現地20日目(8月30日)
旅行3日目はユタ州南部のBryce Canyon National Parkへ。半日を
ここで過ごし、午後はホストファミリーの待つSalt Lake Cityへ。
(参照)http://www.nps.gov/brca