オープンソースカンファレンス京都2017に参加しました

OSC Kyoto 2017
OSC Kyoto 2017

こんにちは,宮下です.

やや旧聞に属しますが,8月4日と5日の2日間,京都リサーチパークでオープンソースカンファレンス京都(OSC Kyoto)が開催されました.

オープンソースというのはアプリケーションの元となるソースコードをオープンに(公開)することで,インターネット発展の基礎となる考え方です.このイベントは全国津々浦々で毎月のように開催されている,オープンソースに共感する人たちのお祭りです.OSC Kyotoは今年で11回目を迎え,それまで実行委員長を務めていたノートルダム女子大の吉田智子先生から私がバトンを引き継いで初めての開催となりました.

このイベントには毎年,京都市内の大学生を中心としたローカルスタッフが集い,イベント運営のお手伝いやブース出展をしています.今年は私のゼミの3回生と4回生がたくさん参加しました.学生のうちにこのようなイベントに携わることで数多くの「人生の先輩」と知り合うことができ,人脈がぐっと広がります.また,IT業界にとっても若い学生たちに早いうちから親しみを感じてもらうことができ,双方にメリットが多いのです.

また,昨年に引き続き今回もゼミの4回生が卒業研究のデータを集めるためにブース出展しました.今年は,Computer Science Unplugged(コンピュータを使わないコンピュータサイエンス)のテーマとして有名な “Marching Orders” を少しアレンジして実際にOSC Kyotoの来場者に体験してもらい,アンケートとの相関をまとめるというものです.おかげさまで大量のデータが集まったので,今はその整理に忙殺されているようです(彼女は「情報」の教員免許取得を目指しているので教育実習の最中でもあります).

当日の様子は私のゼミの3回生が書いたレポートに詳しいので譲ります.ぜひご覧くださり,もし興味がありましたら次回ご参加いただければ幸いです.

「核兵器禁止条約に関する諸外国出身者の意見」について調査を行いました

2017年6月に、環境政策系ゼミ(担当:諏訪)の2回生 片山怜奈さんと野村明日香さんが「核兵器禁止条約に関する諸外国出身者の意見」について調査を行いました。

日本は世界で唯一の被爆国であり、核兵器の非人道性を世界に訴えてきました。米国の現職大統領として初めて、バラク・オバマ氏が被爆地、広島を訪れてから1年が経つ一方、核兵器禁止条約案が国連で議論されています。しかし、核兵器禁止条約について、日本政府は慎重な態度を崩していません。お二人の調査は、このような日本政府の立場が、諸外国出身者にどのようにとらえられているかを把握しようとするものです。

調査の方法として、片山さんと野村さんは、多くの外国人観光客の集まる花見小路・八坂神社周辺の外国人20名に直撃インタビューを行いました。インタビューにあたって、「核兵器禁止条約に関する情報を準備し、英語で質問を行いました。対象者の出身地は、核保有国であるアメリカ・フランス、非保有国のオーストラリア、韓国、デンマーク、スペイン、タイ、ドイツ、ネパール、イタリアなどでした。

インタビューの結果、諸外国出身者の人々から、核兵器禁止条約に賛成する意見や、理念には同意するものの条約の実効性に疑問を持つ声などさまざまな意見を得ることができました。また、日本が条約に否定的であることを初めて知った外国人の多さも浮き彫りになりました。さらに、日本の役割に期待しつつも、国際政治の中でアメリカに追随せざるを得ない状況に、諦めに似た理解を示す人もいたそうです。

片山さんと野村さんは、インタビュー準備段階でいろいろ学ばなければならないことがあり大変だったそうですが、外国人観光客の方も快くインタビューを受けてくださり、スムーズに進めることができたそうです。環境政策系ゼミでは今後も片山さんや野村さんのように、究極の環境破壊である戦争や、その対極としての平和構築の問題に取り組む学生さんを応援していきます。

(諏訪)

西尾ゼミの卒業生と在学生の交流会、「花柚会」が開催されました

6月24日に、京都女子大学で、西尾ゼミの卒業生と在学生の交流会、「花柚会開催されました。

毎年、西尾ゼミ生の4回生が企画するこの花柚会も今年で7年目。私たち3回生は初めての参加でドキドキです

さて、今年の花柚会は、卒業生と在学生での座談会、西尾先生の特別講義の2本立て。

座談会では、「働くとは~大学から現在までの歩み~」をテーマに話し合いました。就活の進め方から、転職、現在の仕事についてなど様々な話が飛び交いました。中には出会いや結婚についての話も・・・!将来に抱える“不安”がたくさんの“楽しみ”に変わりました!

休憩を挟んで行われた西尾先生の特別講義。今年は「フィードバック」についての講義です。講義では、卒業生と在学生が一緒になって先生の出された課題に取り組みました。学生の視点と社会人の視点を交え、いつもとは違った考え方で課題をこなすことができました。

全ての行程が終わったら、みんなでコメントシートの記入タイムです。花柚会も終わったらきちんと「フィードバック」を!

【今回参加した3回生の感想】

 就活生・社会人の方々のような、普段あまり話すことのできない方々とすごく和やかな雰囲気で様々なお話を聞くことができたので、今後就職活動などを進めていく上でとても参考になりました!

 今実際に働いている方の生の声を聴くことができ、とても貴重な時間になりました!様々な業界のお話を聞くことができて、視野が広がったので、今後の参考にしていきたいと思います!

 就活を控えるこの時期に、先輩方の貴重なお話を聞くことができとても参考になりました。疑問に対しても優しく答えていただき、「働く」ことのイメージが少しできました。

私たち3回生にとって初めての花柚会、とても楽しく、充実した会となりました!

正木3回生ゼミが下呂で合宿

正木ゼミで7月8.9日に1泊2日で下呂温泉に旅行に行きました!


新幹線と特急乗り継いで下呂に向かい、電車の中ではお弁当を食べながらとても賑やかでした笑

下呂温泉に着いてから、名物温泉卵ソフトを食べました!(なんと先生のおごりです♡)

 

夜はみんなで花火をし、部屋では夜中までみんなでゲームで盛り上がり、時間が経つのがあっという間でした。

この旅行を通してゼミ生と先生との仲も深まり、これからのゼミも楽しく過ごせそうです♫

(3回生ゼミ: 松田星良、金澤依舞季、小原彩花)

工藤正子先生のゼミの紹介

みなさん、こんにちは。現代社会学部の工藤ゼミでは、文化人類学的視点から、国境間の人の移動と多文化社会について学んでいます。以下では、3回生ゼミの内容をお伝えして、メンバーをご紹介したいと思います。

【ゼミの内容】

ゼミのキーワードは、〈国境間の人の移動とグローバル化〉です。国境間を移動する人々の経験を学び、人の移動が個人や、より広く国や社会に与えるインパクトについて考えます。例えば、駐在員の親に連れられて海外に出たり、その後、親の出身国に移る「帰国子女」や、自分で留学したり、ワーキングホリデーにでる若者、先進国で働いて母国の家族に仕送りをする労働者、または外国での結婚のために移動する結婚移民、難民の子どもたちなどを取り上げています。これらの人々は移動した国の学校や職場、そして地域社会でどのような経験をし、送り出し国の家族や友人との関係はどう変化するのでしょうか?アイデンティティはどう形成されるのでしょうか?さらに、移民の増加によって、国家や社会はどう変わるのでしょうか?このように移動する人の目から社会を見ることで、見慣れた社会を別の角度から捉え直すことも、このゼミの大きな目標です。

3回生では文献購読とディスカッションを中心に進めています。自分で情報を集めて、整理し、他者に伝えるスキルは、大学内だけでなく、卒業後の社会での活躍にも欠かせません。毎回、一人の担当者が文献の内容を発表するのですが、他のメンバーからいろいろなツッコミが入ります。情報の伝え方のスキルについても、互いにアドバイスをします。メンバー7人の性格や興味関心が化学反応を起こし、いろいろな意味で刺激的なゼミになっています。

7月17日には、4回生メンバーも集まってお茶会をしました。就職した卒業生や、若い研究者の方も参加してくださり、楽しく有意義な会になりました。横のつながりだけでなく、縦のつながりをつくっていくことも、視野やネットワークを広げることに役だっています。お茶会では、くろりん(3回生ゼミ)が、お勧めのケーキをもってきてくれました(以上ゼミ担当教員、工藤正子)。

 

 

【ゼミ・メンバーより】

以下、3回生ゼミメンバー7人が、お互いを紹介します。

  1. おあずさん

工藤ゼミの中で一番おっとりしてて、議論が活発な場の雰囲気を和ませてくれます。それでいて、自分の芯をしっかりと持っていて、鋭い意見を言います。レジュメ(発表資料)を作るのも上手。

  1. ちさっちゃん

要約もレジュメも上手!いつも文献をよく読んでいる。しっかりしていて、相談もしやすい雰囲気の持ち主。

  1. くろりん

ゼミでの課題にいつも一生懸命取り組んでいて、すごく努力家です。そして、意見を積極的に出してくれて、議論を活発にしてくれます!ユーモアのある発言も多くて、ゼミの雰囲気を明るくしてくれます。

  1. みずきち

おっとりほんわかしてるけど、発言は積極的でいつもしっかりと自分の言葉で(感嘆詞が多め)意見を言える人!あとよく謝らんくてもいいとこで謝ってるからもっと自信持って!

  1. 菜々緒

的を射た発言をいつもしてくれるので、メンバーみんなが納得させられることが多いです。また、いつも明るく笑顔で、気配りが上手な人なので、良い雰囲気の中でゼミが進められています。

  1. えんどぅー

毎回、的確な指摘をしてくれます!めっちゃジャーゴン(専門用語、業界用語)を知ってる人です(笑)。逆接はbutをつかいまーーす。

  1. ばばちゃん

工藤ゼミのムードメーカー。

強そうに見えて繊細な心の持ち主。この子に休まれるとゼミの空気が一変しちゃいます(代わりに授業もぐんぐん進みます(笑))

以上、工藤ゼミの紹介でした。

 

現代社会学部の2回生西尾ゼミ(演習Ⅰ)で懇親会を行いました!

現代社会学部には1回生からゼミがあり、私たち2回生は毎週火曜4限に行っています。

先日、前期の終わりも見え始めた10回目のゼミで懇親会を行いました。私たちが所属する西尾先生のゼミでは、経営学について学んでいます。企業を知るにはもちろん、就職活動にも役立つ知識を得ることができます。

普段は前もって決めた経営学に関する本を読んで、章ごとにグループを作り、毎週1グループずつ他のゼミ生に内容を分かりやすく説明しています。内容を少し紹介すると、企業はいずれも戦略を持っていて、常に他の企業と差を作るために戦略を考えています。たとえば、私たち消費者には商品やサービスを広告やCMでアピールして、買ってもらうのもマーケティング戦略の一環です。

私たちは、いくつもある戦略論の概要とその戦略を行っている企業とを具体的に結び付けて、学んでいます。ゼミでは通常の講義と違って、戦略をただ学ぶだけでなく、人前で話す力やレジュメを作成する力も養うことができます。

今月にはコカ・コーラへの工場見学を控えており、ただ企業を調べるだけでなく、実際に見学をして企業について学びます。あと1か月で前期が終了するので、このメンバーだけで何かをすることも限られてきました。最後まで協力し合ってゼミに参加していきます!

懇親会では、飲料やお菓子など、わたしたちに身近な商品を、実際に手にとって比べてみました。

現代社会学部2回生
宮原結香・古賀夕貴・森田真衣

 

西尾ゼミ(基礎演習Ⅰ)懇親会を開きました

現代社会学科生は1回生から基礎演習Ⅰの授業でゼミに配属され、アカデミックスキルの基礎を学びます。今回は西尾先生の基礎演習Ⅰのゼミで懇親会を行った様子をご紹介します。

6月27日、S校舎(現代社会学部校舎)ラウンジにて、西尾ゼミ1回生が懇親会を行いました。

京都女子大学に入学してから早3か月。大学生活、後期に選択する基礎演習Ⅱのゼミ、2回生で選択する専攻、主クラスター・副クラスターなどについて、自分たちの考えを話し合いました。

4月時点では大学生活に慣れることに精いっぱいで、将来的なことをまだ想像できていない学生も多かったですが、今日はそれぞれが興味を持っている学び、将来の夢について自分の言葉で周りに伝えることができ、また、一緒に学んでいるお互いの状況についても知ることができました。

とても楽しく、充実した時間を過ごすことが出来ました。

戸田ゼミ3回生が関西国際関係合同ゼミナールに参加しました

戸田ゼミ3回生が関西国際関係合同ゼミナールに参加しました。

 関西一円で国際関係論を学ぶ10のゼミが集う「関西国際関係合同ゼミナール」が今年で10年目を迎えました。戸田ゼミは、2010年の第3回から参加しています。記念すべき第10回合ゼミは、7月1日、阪南大学南キャンパスにおいて開催され、100名を超える学生さんが集まりました。参加ゼミの大学は、神戸大学×3、関大×2、阪南大学、立命館大学、京都産業大学、名古屋市立大学、そして京都女子大学です。

トップバッターの戸田ゼミ3回生は、「ルワンダ女性の活躍の背景~女性議員を例として~」というテーマで報告をしました。4月から準備を続けた成果が十分表れた報告でした。鋭い質問も頂き、学生にとって良い経験になりました。どのゼミの報告もレベルが高く、熱心に質疑応答が行われ、第10回合ゼミは終わりました。

幹事校の阪南大学段ゼミの皆さん、大変お世話になりました。

参加された学生さんの益々のご活躍をお祈りしています。コメントを下さった引率の先生方、有難うございました。

(文責:戸田真紀子)

環境政策系ゼミの3回生が太陽光発電アドバイザーの資格試験に合格しました

2017年6月5日に、環境政策系ゼミ(担当:諏訪) の梅沢美咲さんが太陽光発電アドバイザーの資格試験に合格しまし た。太陽光発電アドバイザーは、特定非営利活動法人日本在宅性能協会が認定している民間資格で、 太陽光発電システムの導入・維持管理を支援するものです。

梅沢さんは、これまでの大学での学びの中で、 日本のエネルギー自給率を上げるために、 太陽光発電が果たす役割に注目してレポートなどに取り組んできました。学びが深まるにつれ、「 太陽光発電を普及させる側の人間になりたい」 との思いが強まったそうです。また、「 太陽光発電について勉強してきたことを何らかの形に残したい」 という思いから、資格の習得に挑戦することを決めました。

資格取得にあたっては、公式テキストを使い、 太陽光発電設備の基本的な知識や、 設置時や契約時における法律なども含め約半年間勉強されました。 また住宅用太陽光発電の設置場所となる屋根の種類や名称、 その内部構造を覚えることも必要です。 これまで建築関係の勉強などは経験がなかったため苦労されましたが、勉強自体は自らの関心の高い分野であったので、 非常に楽しかったそうです。

「今後この資格を生かして太陽光発電設備を普及させることで、 日本が他国に頼らない発電を目指すことに少しでも貢献できればいいと考えています。しかし、 ただ増やせばいいのではなく設置者に良いも、 悪いも正しい情報提供を行い、納得のいく形で設置、 稼働に至るようにすることがこの資格を保有している者の一番の責任であると思います」と、抱負を語ってくださいました。 環境政策系ゼミでは今後も梅沢さんのように、 環境とエネルギーの問題解決にむけて具体的な学びを進める学生を応援していきます。

オープンキャンパスでRubyGirlsを開催しました!

6月のオープンキャンパスでプログラミング体験イベント「Ruby Girls(ルビーガールズ)」を行いました。

RubyGirlsとは、現代社会学部の情報系の学生主体で企画・運営しているプログラミング体験イベントです。

今回は、情報系3・4回生の学生が「Ruby Girls ~プログラミングを通して新しい世界を知ろう~」というタイトルで、実際にパソコンを使い、プログラミング言語 Ruby を使っておみくじプログラムなどを作りました。

プログラミングというと「文系だからよく分からない」といった難しいイメージを持たれがちですが、文系だからといってプログラミングができないというわけではありません。初めは恐る恐る参加していた参加者も、実際に体験していく中で楽しんでもらえたようで、最後には笑顔で帰っていく様子が多々見られました。

参加者の感想にも、「プログラミングでゲームができて楽しかった」、「これからもプログラミングの学習をしてみたい」といった感想が多く見られました。

実際に高校生を対象としたイベント開催は初めての試みだったため、まだまだ課題の残る結果となりましたが、次回のイベントに向けて改善できるよう心がけていきます。

本学で参加していいただけるRuby Girlsは、次回のオープンキャンパス(8月4〜6日)でも開催する予定です。今回参加できなかった人もぜひ参加してみてください!