さくらインターネット見学会

歓迎の看板
歓迎の看板

6月27日(水)午後から中山ゼミと宮下ゼミの3回生(総勢20名)がさくらインターネットにお邪魔し,施設見学とオフィス見学をしました.さくらインターネットは大阪に本社があり,クラウド事業やレンタルサーバ事業,データセンター事業などを展開する大手IT企業です.

見学会ではまずデータセンターを見せていただきました.データセンターには自社のサーバだけでなく顧客のサーバもあり,24時間/365日止まらないサービスとして運用管理されています.最初にスタッフの方から「データセンターとは何か」「データセンターの役割」「データセンターの運用」など基本的なことを説明していただき,その後実際のデータセンターを見学しました.場所は秘密ですが,大きなビルの複数のフロアを占める規模でした.

データセンターの説明をお聞きしました
データセンターの説明をお聞きしました

このようなデータセンターは大阪だけでなく,東京や北海道にもあるそうです.北海道にあるのは特に規模の大きな施設だということでした.

次に大阪本社まで移動し,オフィスを見学しました.オフィスはグランフロント大阪のビルの35階にあります.最初に通されたエリアはおしゃれな飲食店のような雰囲気でした.ここでさくらインターネットの事業内容についての説明をお聞きし,エンジニアとして働いている男性の方とヘルプデスクやデザイナーとして働いている女性の方のお話を聞きました.お二人ともとても楽しく仕事をされていて,しかも仕事に必要な勉強も仲間と一緒に続けているということがわかりました.

おしゃれなオフィスでした
おしゃれなオフィスでした

その後,オフィスをぐるっと一周するツアーがあり,まだ何も置かれていない「余白」のエリアと,たくさんの方が実際に働いているオフィスの両方を見せていただきました(喫煙コーナーでお一人だけ休憩されていた方を20人の女子大生がジロジロ見るというシチュエーションも発生しましたw).

タルト!
タルト!

最後に,社員さんを交えて3〜4人ずつのテーブルに分かれて座談会のように意見交換する機会がありました.飲み物と,なんとキルフェボンのタルトが提供され,皆さんどよめきました.この(良い意味で)雑談の時間もとても有意義で,ざっくばらんに私たちは会社やIT業界のことを,社員さんは大学生のことを聞いて活発に情報交換できたように思います.社員さんが誰一人スーツ姿でないことや,ITに関する社内勉強会をしていたり定時退社で自分の時間を大切にしていたりすることなどを見聞きして,大変勉強になりました.

さくらインターネットの皆さん,ありがとうございました!

NTT西日本施設見学

こんにちは.宮下です.

2月5日(月),うちのゼミと中山ゼミの3回生がNTT西日本京都支店にお邪魔して,施設を見学しました.この見学会はいつも前期終了直後くらいに催しているのですが,昨年は台風接近により大事をとって中止したため,この時期の開催となりました.かれこれ5年以上になりますが,冬に見学したのは初めてです.

詳細な内容は諸般の事情(主にセキュリティ的な理由)で書けないのですが,NTT西日本京都支店にある通信設備や電源設備,それにインターネットそのものやネットサービスを提供するための設備についてじっくり見学しました.最初に電話やネット通信のための施設・設備の概要を説明していただき,その後実際に現場へ出かけてそれぞれが稼働している様子を見ました.見せていただいた施設にはヘルメット着用でないと入れない箇所もあり,下の写真のように全員がそのような格好をしています.とてもヘルメットが似合う学生さんもいて盛り上がりました.

ヘルメット着用で見学
ヘルメット着用で見学

中山ゼミと宮下ゼミでは毎年このような施設見学をゼミの一環として実施しています.就職してしまうと他の会社の設備など見られなくなりますから,こういうのは学生の特権かと思います.興味のある学生さんはぜひうちか中山ゼミへ配属希望をお願いしますw

今回の見学会ではNTT西日本京都支店の皆様に大変お世話になりました.ありがとうございました.

受賞!

私事(?)ですみません。

情報処理学会インターネットと運用技術研究会(略称IOT研究会)というのがあります。数百人の会員を抱える研究会です。その名前の通り、インターネットに関わることやネットワークの運用技術全般についての研究者が集まっています。

このIOT研究会では、1年間を通じて研究会で発表された論文(年5回の機会があり、1回につき10〜20本の発表があります)の中から、社会に役立つ運用技術のベストプラクティスを選定して「藤村記念ベストプラクティス賞」を授賞しています。この賞はIOT研究会の前身である分散システム/インターネット運用技術研究会(略称DSM研究会)の主査であった藤村直美先生(九州大学)の情報処理学会フェロー就任を記念したもので、昨年度発表された論文を対象として制度が始まりました。

今回、その栄えある第1回受賞論文のうちの1つとして、下記の論文が選ばれました

中山貴夫,宮下健輔「京都女子大学におけるサーバ仮想化基盤の構築」

これは平成28年3月に開催された平成27年度第4回(通算第32回)研究会で発表されたもので、題名の通り本学情報システムの更新にあたりサーバ仮想化基盤を構築した経緯をまとめたものです。中山先生と私は本学の情報システムの管理運用を長く担当しており、情報システムセンターという事務部署と協働して日常的な運用やこのような機器更新をしています。今回このような賞をいただいたことは大きな励みとなります。この場を借りて情報システムセンターをはじめ関係者各位に感謝する次第です。

本学図書館は情報処理学会と契約していますので、本学の学内ネットワークから上記論文にアクセスすると無料で読むことができます。

情報系ゼミの学生がCTFに挑戦

CTFをご存知でしょうか。情報セキュリティの分野で盛んに行われているCapture The Flagという競技です。競技は大きく2種類に分けられます。1つはチームごとに自分たちのサーバを守りつつ相手チームのサーバを攻撃して、サーバ内にあるFlag(旗)を奪取するというもの。もう1つは情報セキュリティに関するクイズを解いて高得点を得ることを目的としたものです。いずれも情報科学やコンピュータ、プログラミング、ネットワーク、セキュリティなどに関する知識やスキルを総動員して競います。CTFは世界中で開催されていて、例えばCTFtimeのようなサイトからその情報を得ることができます。

CTFは上記のように情報系の知識やスキルを総動員しますので、よほど勉強や経験を積まないと楽しむことができないイベントですが、そこで扱われている内容は情報技術者を養成するためにとても有益なものばかりです。そこで、今回その内容を初学者向けにしたCTFを開催し、情報系ゼミの学生に参加してもらって、自分の知識やスキルを試す楽しみを味わってもらいました。このイベントは日本を代表する情報セキュリティ企業である株式会社LACの谷口隼祐さんと八尾崇さんに全面的にご協力いただきました。

10月16日、晴れ渡る空の下、イベントが開催されました。まさに初学者向けCTF日和(?)でした。IMG_2233当日は宮下ゼミと中山ゼミから3回生が合計8人参加しました。

午前中は谷口さんから、CTFについての説明や競技でよく利用されるアプリケーションの紹介などがありました。IMG_2236学生たちはアプリケーションの使い方を確認したり、まだ持っていないものをインストールしたりして、競技に備えました。

午後からいよいよCTF開始です。今回はクイズに答えて高得点を狙う形式で競技が行われます。また、チーム戦ではなく個人戦としましたので、自分以外のすべてがライバルという状況でした。でもふだんから仲の良い学生たちなので、相談したり教え合ったりも自由にできる雰囲気でした。

イベント会場の教室内にはCTF専用ネットワークが構築され、そこに学生が各自のPCを接続して競技開始です。学生たちは写真のスコアサーバにアクセスして、解答したいクイズを選択します。serverクイズはネットワーク、web、フォレンジック、プログラミングなどのジャンルごとに分かれていて、難易度に応じた点数が設定されています。今回は特別にゼミや学生たちが受講したことのある授業の内容に関するクイズも出題されました(3回生が前期に受講した「情報セキュリティ」ご担当の猪俣敦夫先生(奈良先端科学技術大学院大学)にも作問していただきました)。

クイズ
答えを解答欄に記入し、正解ならその問題に応じた点数が得られます。
クイズに回答している学生さんの様子
クイズに回答している学生さんの様子。スマホも駆使します。
クイズに回答している学生さんの様子
こちらはWireSharkを利用して、パケットの中に潜むFlag(答え)を見つけようとしています。
クイズに回答している学生さんの様子
中にはボタンを連打しないと正解に辿り着けない問題もあります。

競技は2時間ほどで終了し、高得点の学生には賞品のお菓子が贈られました。得点に関わらず参加者全員が楽しみながら自分の知識とスキルを試すことができ、とてもよいイベントになりました。

最後になりましたが、今回ご協力いただいた株式会社LACの谷口さんと八尾さん、作問していただいた猪俣先生、ありがとうございました。

LAC公式ブログにも谷口さんによる記事が投稿されています。併せてご覧くださいませ。

おまけ:イベントの次の週の宮下ゼミでは、CTFの問題のうちいくつかを皆で考えることで、楽しかったイベントを振り返りました。