坂爪聡子 (さかづめ さとこ)

☆主な担当科目:家族経済論、教育経済学

☆専門領域:人口経済学

☆研究紹介:

博士論文では、1970 年以降の日本の家族問題(晩婚化、少子化、教育費の急増、女性の就業問題)を経済学的に分析しました。

現在も引きつづき、家族問題をとりあげ、経済学的に分析しています。具体的には、少子化問題、女性の就業に関する政策(保育サービス、育休制度、時短制度etc)などを分析対象としています。

家族問題(結婚や出生)が、経済学で分析対象となりうることを知ったときは非常に驚き、経済学の視点から、そのような問題をみるのも興味深いと思い、家族経済を専門にしました。

☆専門ゼミ:

各自(グループ)で関心のあるテーマを選択し、まず1回目の報告は、そのテーマについての現状、問題点、要因など専門分野を問わず(社会学、心理学etc)調べて報告する。そして、2回目の報告からはそのテーマについてより深め、経済学的視点を加えたものを報告してもらいます。

☆ゼミ生の主な卒論のタイトル:

  • 産業別にみる女性の就業継続決定の要因分析
  • 女性労働者が就業継続可能な環境とは―正規・非正規に注目して
  • 女性の就業継続についての都道府県比較
  • 晩婚化問題についての都道府県比較