☆主な担当科目:生命倫理学、現代人権論
☆専門領域:生命倫理学、環境倫理学、社会哲学
☆研究紹介:
近現代西洋の哲学・倫理学(カント、ヘーゲル、ハーバーマスなど)の研究から出発して、その後、生命倫理学(生殖補助医療、着床前・出生前診断、人工妊娠中絶、終末期ケア、安楽死 ·尊厳死、脳死と臓器移植、遺伝子医療、再生医療、脳神経科学など)、環境倫理学(人工化学物質や放射線被曝による環境破壊・健康被害、環境リスク論、自然・動物の権利、未来世代への責任など)、そして社会哲学(死刑制度、ナショナリズムなど対立・葛藤・紛争を伴う社会問題の哲学・倫理学的検討)の研究に取り組んでいます。
☆専門ゼミ:
生命倫理学・環境倫理学の中から、受講者各自がじっくりと取り組んでみたいテーマを決めて、それに関連する文献・資料を読み解きながら、発表・討論を通して自分なりの問題解決の方向を見つけてもらいます。
☆ゼミ生の主な卒論のタイトル:
- 代理出産の問題と今後の対策―卵子提供と代理出産―
- 生と死の選択~終末期医療にまつわる問題~
- 日本における臓器移植の直面する課題―生体移植を中心に―
- 遺伝子と脳―人は何によってうごかされているか―
- 人と動物のかかわり