略歴・業績一覧

霜田 求

<略歴>
1960年4月 兵庫県川西市に生まれる
1983年3月 大阪大学文学部哲学科(倫理学専攻)卒業
1990年3月 大阪大学大学院文学研究科哲学哲学史専攻単位取得退学
1992年4月 大阪大学文学部哲学科倫理学講座助手
1994年6月 文学博士(課程)学位取得(大阪大学)
1998年4月 熊本学園大学経済学部助教授
2001年4月 大阪大学大学院医学系研究科未来医療開発専攻(医の倫理学分野)助教授
2007年4月 大阪大学大学院医学系研究科予防環境医学専攻(医の倫理学分野)准教授
2010年4月 京都女子大学現代社会学部教授

<主な業績>
1.著書
1)[共著]『人間論の可能性』隈元忠敬・熊谷正憲編(昭和堂 1994年4月)
執筆論文名:「歴史と進歩の観念」(53-67頁)、「啓蒙の行方」(68-77頁)、「技術と相互行為――実践概念を中心に」(167-178頁)
2)[共著]『人間論の21世紀的課題――応用倫理学の試練』石崎嘉彦・山内廣隆編(ナカニシヤ出版 1997年4月)
執筆論文名:「死をめぐる問い」(197-214頁)
3)[共著]『応用倫理学の転換――二正面作戦のためのガイドライン』川本隆史・高橋久一郎編(ナカニシヤ出版 2000年3月)
執筆論文名:「生命と死をめぐる実践的討議――障害新生児の安楽死問題を手がかりにして」(53-75頁)
4)[共編著]『コミュニケーション理論の射程』入江幸男・霜田求編(ナカニシヤ出版 2000年3月)
執筆論文名:「コミュニケーションと道徳・倫理・政治――公共的自律の可能性」(31-55頁)
5)[共著]『水俣学研究序説』原田正純・花田昌宣編(藤原書店 2004年3月)
執筆論文名:「水俣病事件の教訓と環境リスク論」(83-115頁)
6)[共著]『岩波 応用倫理学講義〈1〉生命』中岡成文編(岩波書店、2004年7月)
執筆論文名:「近未来想定問答 あなたならどうする? 1.生命操作」(191-202頁)
7)[共編著]『生命倫理と医療倫理』伏木信次・樫則章・霜田求編(金芳堂 2004年9月)
執筆論文名:「再生医療とクローン技術」(142-149頁)
8)[共著]『ビジネス倫理学――応用倫理学の交叉点』田中朋弘・柘植尚則編(ナカニシヤ出版 2004年11月)
執筆論文名:「医療とビジネス」(89-113頁)
9)[共著]Challenges for Bioethics from Asia, Eubios Ethics Institute,
ed. by D.R.J. Macer, Nov. 2004
執筆論文名:Designing Life and New Eugenics(revised version), pp 312-318
*下記学術論文21)と同内容
10)[共著]Praktische Philosophie in Gesellshaftlicher Perspektive: Ein
Interdisziplinaerer Diskurs, hrsg v. H.Burckhart/J.Sikora, LIT Verlag/Muenster-Berlin-Hamburg-London-Wien,
Oct.2005
執筆論文名:Lebensdesign und Neue Eugenik, S.43-54
*下記学術論文21)と同内容
11)[共著]『水俣学講義[第3集]』原田正純編著(日本評論社、2007年1月)
執筆論文名:「水俣病から見た環境倫理・生命倫理」(35-56頁)
12)[共著]『遺伝医療と倫理・法・社会』福嶋義光監修/玉井真理子編集(メディカルドゥ社 2007年2月)
執筆論文名:「遺伝医療と倫理」(20-31頁)
*下記学術論文24a)を加筆改稿したもの
13)[共著(編集世話人)]『医療と生命』霜田求・樫則章・奈良雅俊・朝倉輝一・佐藤労・黒瀬勉著(ナカニシヤ出版、2007年8月)
執筆論文名:「遺伝子と医療」(90-103頁:下記学術論文20a)を加筆改稿)、「テクノロジーと人間改造」(117-130頁:下記学術論文23)を加筆改稿)
14)[共著]Bioethics and Biosafety, ed. by R.Rallapalli and G.Bali, APH Publishing Corporatio/New Delhi, Sept.2007
執筆論文名:Ethical and Social Issues in Human Biotechnology, pp.61-76
*上記著書6)所収論文をベースに英訳したもの
15)[共編著]『生命倫理と医療倫理 改訂2版』伏木信次・樫則章・霜田求編(金芳堂 2008年3月)
執筆論文名:「再生医療とクローン技術」(149-156頁)
*上記著書7)所収論文を一部加筆改稿
16)[共著]『エンハンスメント論争』上田昌文・渡部麻衣子編(社会評論社、2008年7月)
執筆論文名:「生命の設計と新優生学」(250-265頁)
*下記論文21)論文と同内容
17)[共著]CHIMBRIDS – Chimeras and Hybrids in Comparative European and International Research: Scientific, Ethical, Philosophical and Legal Aspects, ed. by J.Taupitz and M.Weschka, Springer, May 2009, 1035p.
執筆論文名:Bioethical Discussions on Specified Embryos in Japan, pp.809-816,
18)[共著]『岩波講座 哲学08 生命/環境の哲学』(岩波書店、2009年6月)
執筆論文名:「生命操作の論理と倫理」(109-129頁)、総頁272頁
19)[共著]『生命と環境の倫理』清水哲郎・霜田求・小林睦著(放送大学教育振興会、2010年3月)
執筆論文名:「生命の誕生」(20-33頁)、「生命の発生」(34-48頁)、「遺伝子と生命」(49-67頁)、「脳と生命」(68-84頁)、総頁260頁
20)[共編著]『シリーズ生命倫理学第12巻 先端医療』霜田求・虫明茂編(丸善出版 2012年7月)
執筆論文名:「先端医療をめぐる倫理」(1-21頁)、総頁260頁
21)[共編著]『生命倫理と医療倫理 改訂3版』伏木信次・樫則章・霜田求編(金芳堂 2014年3月)、執筆論文名:「第15章 再生医療」(147-155頁)、総頁243頁
*下記論文32)を一部加筆改稿
22)[共編著]『現代社会を読み解く』嘉本伊都子・霜田求・手塚洋輔・中田兼介・中山貴夫・西尾久美子編(晃洋書房、2015年3月)、執筆論文名:「第5章 生命の始まりをめぐる諸問題」(53-63頁)、総頁286頁
*上記共著19の論文「生命の誕生」を一部加筆改稿
23)[共著]『生命と科学技術の倫理学―デジタル時代の脳・心・社会―』森下直貴編(丸善出版、2016年1月)、執筆論文名:「第10章 リスクをめぐる対立構図―「リスク論言説」とその批判的検討―」(183-204頁)、総頁262頁

24)[共編著]『テキストブック生命倫理』霜田求編(法律文化社、2018年1月)、執筆論文名:「第13章 生命操作とロボット」(145-156頁)、総頁202頁
25)[共編著]『生命倫理と医療倫理 改訂4版』伏木信次・樫則章・霜田求編(金芳堂 2020年3月)、執筆論文名:「第16章 再生医療」(182-190頁)、総頁280頁
26)[編著]『テキストブック生命倫理 第2版』霜田求編(法律文化社、2022年1月)、執筆論文名:「第13章 生命操作とロボット」(145-156頁)、総頁202頁
27)[共著]『臨床倫理の考え方と実践―医療/ケアチームのための事例検討法』清水哲郎・会田薫子・田代志門編(東京大学出版会、2022年2月)、執筆論文名:「10 臨床倫理の文化を現場に定着させるために」(148-153頁)、総頁164頁

2.学術論文
1)「ヘーゲル『精神現象学』における道徳性批判――良心とその相互承認論を中心に」
『倫理学研究』第17集、関西倫理学会、41-52頁、1987年3月
2)「ヘーゲル『法哲学』における道徳性批判」
『待兼山論叢』第22号、大阪大学文学会、27-39頁、1988年12月
3)「人倫性と歴史――ヘーゲルの歴史哲学における主体性の問題」
『待兼山論叢』第24号、大阪大学文学会、59-71頁、1990年12月
4)「ヘーゲルの人倫論における宗教の役割」
『倫理学研究』第21集、関西倫理学会、14-25頁、1991年3月
5)「理性と総体性――ヘーゲル人倫思想の批判的考察」
『アルケー――関西哲学会年報』№1、関西哲学会、52-61頁、1993年6月
6)「ヘーゲル市民社会論における倫理性の問題」
『大阪産業大学論集』人文科学編第82号、大阪産業大学会、93-110頁、1994年6月
7)「適用と批判――討議倫理学の批判的可能性」
『カンティアーナ』第25号、大阪大学文学部哲学哲学史第二講座 、55-82頁、1994年12月
8)「討議倫理学とバイオエシックス――障害新生児の安楽死問題をめぐって」
『応用倫理学の新たな展開――倫理学におけるミクロ的視点とマクロ的視点の総合をめざして』平成7年度科学研究費補助金・総合研究(A)研究成果報告書・研究代表者:佐藤康邦、109-120頁、1996年3月
9)「討議倫理学における正と善」
『大阪産業大学論集』人文科学編第92号、大阪産業大学会、75-89頁、1997年6月
10)「環境倫理学におけるパトスと知――共苦・責任・公正」
『感情の解釈学的研究』平成9年度科学研究費補助金・基盤研究(B)(2)研究成果報告書・研究代表者:山形頼洋 1998年3月
11)「実践的討議の道徳性――ハーバーマスとアレクシーを手がかりにして」
『熊本学園大学経済学部開設三十周年記念論文集』熊本学園大学経済学部編、449-473頁、2000年3月
12)「法-道徳関係と正義のエートス――G・ラートブルフの法哲学における重心移動をめぐって」
『社会変動とエートスの関係』平成9~11年度文部省科学研究費補助金・基盤研究(C)(2)研究成果報告書・研究代表者:神野慧一郎、74-91頁、2000年6月)
13)「討議理論における法と道徳――妥当概念を軸にして」
『西日本哲学会年報』第8号、西日本哲学会、71-84頁、2000年10月
14)「実践的問いの文脈性と手続き性――正当化を軸とする倫理学的思考の可能性」
『倫理学研究』第31集、関西倫理学会、120-126頁、2001年3月
15)「生命操作をめぐる倫理問題――社会的文脈に定位する視角から」
『コミュニケーション理論を軸とした実践哲学の可能性についての研究』平成11~12年度科学研究費補助金・基盤研究(C)(2)研究成果報告書・研究代表者:霜田求、45-59頁、2001年3月
16)「未来医療の倫理性」
『精神神経学雑誌』第103巻第10号、日本精神神経学会、778-782頁、2001年10月
17) 「遺伝子をめぐる言説の社会的文脈――遺伝子医療の倫理問題の検討に向けて」
『21世紀日本の重要諸課題の総合的把握を目指す社会哲学的研究』平成13年度科学研究費補助金・基盤研究(B)(1)研究成果報告書・研究代表者:加茂直樹、156-166頁、2002年3月
18a) “Ethical Issues and Decision Making Process concerning Therapeutic
Cloning”, Abstractness and Concreteness of Philosophical Theories — Centered on Hegel’s Philosophy and Nursing Theories: Report on Results of Research Project, Grant-in-Aid for Scientific Research(C)(2), 2000-2001, Head Investigator: Narifumi Nakaoka, pp.69-73, March 2002
18b) 「治療的クローニングの倫理問題と意思決定プロセス」
『医療・生命と倫理・社会』 第1号、大阪大学大学院医学系研究科医の倫理学教室、35-40頁、2002年3月
19) 「水俣病事件の教訓と環境リスク論」
『社会関係研究』第9巻第1号、熊本学園大学者会関係学会、1-29頁、2002年11月
20a) 「遺伝子操作と〈生の質〉の個体モデル」
『医療・生命と倫理・社会』 第2号、大阪大学大学院医学系研究科医の倫理学教室、83-95頁、2003年3月
20b) “Genetic Manipulation and the Individual Model of” Quality of Life””
『臨床哲学の可能性』財団法人国際高等研究所、147-167頁、2003年4月
21)「生命の設計と新優生学」『医学哲学 医学倫理』第21号、日本医学哲学・倫理学会、31-45頁、2003年10月
22a)「先端医療技術における道徳的リスク――生命科学をめぐるコミュニケーションの可能性に向けて」
『臨床コミュニケーションのモデル開発と実践』文部科学省・科学技術政策提言報告書、研究代表者:鷲田清一、203-210頁、2004年3月
22b) “Risk Assessment in Advanced Biomedical Technology”
Journal of International Biotechnology Law, Vol.2,No.1, S.43-54, Feb.2005
23)「バイオテクノロジーをめぐる倫理と政治――G・ストックとF・フクヤマの論争を手がかりに」
『レオ・シュトラウス政治哲学研究の方法による思想史研究と政治哲学の可能性』、平成13~15年度文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(B)(1)研究成果報告書・研究代表者:石崎嘉彦、116-130頁、2005年2月
24a)「遺伝子医療における臨床と倫理――文脈論的視角の意義」
『理想』675号、48-58頁、2005年10月
24b) “Ethical Issues in Genetic Medicine: From the Context-sensitive Approach”
Philosophia OSAKA, No.1, pp.33-42, March 2006.
25a)“”Death with Dignity” in the Japanese Context”
International Journal of Bioethics, Vol.16, No.1/2, pp.125-134, Nov.2005
25b)「新しい「尊厳死」論をめぐって――「死ぬ権利」か「生の終焉に寄り添うケア・プロセス」か
『擬似法的な倫理からプロセスの倫理へ――「生命倫理」の臨床哲学的変換の試み』、平成15~17年度文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(B)研究成果中間報告書・研究代表者:紀平友樹、33-46頁、2006年3月
25c)「尊厳死と安楽死――問題点の整理」
『麻酔』第55巻増刊号、84-92頁、2006年11月
26)「キメラ・ハイブリッド研究の倫理問題――欧州委員会研究助成による国際的・学際的研究プロジェクトの中間報告」
〈表〉人‐動物合成体の分類表
『医療・生命と倫理・社会』、大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室、第6号、77-89頁、2007年3月
27)「救急医療における臨床倫理検討会の取り組みについて」、小川尚子、田中裕、洪淑姫、後藤美樹、芝原奈緒、谷口園代、京力深穂、松嶋麻子、霜田求、杉本壽『日本臨床救急医学会雑誌』第10巻第1号、52-60頁、2007年
28)「日本の遺伝子診療の現状と課題―「遺伝子診療とその社会文化的側面についてのアンケート調査」から」、工藤直志、岩渕亜希子、霜田求、中岡成文、西村ユミ
資料1 別表 2005年度の機関別・遺伝学的検査数および遺伝カウンセリング数
資料2 遺伝子診療とその社会文化的側面についてのアンケート調査
資料3 遺伝子診療とその社会文化的側面についてのアンケート調査・単純集計表
『医療・生命と倫理・社会』、大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室、第7号、13-66頁、2008年3月
29)「キメラ・ハイブリッド研究の規制に向けて―欧州委員会助成研究プロジェクトの最終報告の概要」
表:人‐動物合成体(キムブリッド)
『医療・生命と倫理・社会』、大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室、第7号、143-157頁、2008年3月
30)“Respecting Patient’s Dignity in Emergency Medical Care: Drawing from the Experience of Clinical Ethics Case Conferences in Japan”
『新しい公共的対話モデルの有効性の検討』、平成16~19年度文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(B)(1)研究成果報告書・研究代表者:中岡成文、111-114頁、2008年3月
31)“Public Policy and Regulation System concerning Genetic Medicine in Japan,” Sosuke Iwae, Motomu Shimoda
Formosan Journal of Medical Humanities, Vol.9, No.1&2, pp.27-39, May
2008
32)「再生医療の倫理的側面」
『治療』、Vol.90、2953-2958頁、南山堂、2008年11月
33)「「救いの弟妹」か「スペア部品」か――「ドナーベビー」の倫理学的考察」
『医療・生命と倫理・社会』、大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室、第8号、17-27頁、2009年3月
34)”Rationality of Refusing Treatment: Clinical Ethics Conference at the Department of Emergency Medicine,” Formosan Journal of Medical Humanities, Vol.10, No.1&2, pp.99-104,
June 2009
35)「生体肝移植の適応に臨床倫理検討を必要とした急性肝不全症例の1例」
清水健太郎、小倉裕司、中川雄公、松本直也、鍬方安行、霜田求、田中裕、杉本壽、『日本救急医学会雑誌』21巻4号、pp.185-190、2010年4月
36)「ホスピスに入院する終末期がん患者の家族の思いに関する研究」
小林珠実、竹内佐智恵、霜田求、荒尾晴惠、『大阪大学看護学雑誌』第17巻第1号、25-33頁、2011年3月
37)「臨床倫理検討からみた救命救急センターにおける終末期医療の現状と課題」
松嶋麻子、小川尚子、小倉祐司、嶋津岳士、霜田求、田中裕、杉本壽、『日本救急医学会誌』23巻2号39-50頁、2012年2月
38)「欧州におけるDTC遺伝学的検査規制をめぐる議論」
『「体質遺伝子検査」技術に関する社会ネットワークと社会的認識の調査研究』、平成21~23年度日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(B)、研究成果報告書、研究代表者:山中浩司、42-50頁、2012年3月
39)「遺伝学的検査ビジネスをめぐる倫理と法:祖先検査と子ども才能検査を中心に」
『法と倫理のコラボレーション―活気ある社会への規範形成―』(高等研報告書1201)、研究代表者:服部高宏、財団法人国際高等研究所、165-184頁、2013年2月
40)”Brain, Mind, Body and Society: Autonomous System in Robotics,” in: International Journal of Bioethics, Vol.33, pp.41-48, Nov.2013, ESKA/Paris
http://www.cairn.info/resume.php?ID_ARTICLE=JIB_243_0039
41)「遺伝学的アイデンティティと差別―祖先遺伝学的検査をめぐって―」、『遺伝情報のプライバシーと遺伝子差別の法規制』、平成22~25年度日本学術振興会科学研究費補助金・基盤研究(B)、研究成果報告書、研究代表者:瀬戸山晃一、141-154頁、2014年3月42)”Communication Problems in Cases Addressed by Clinical Ethics Conferences,” European Journal of Bioethics, Vol.12, No.1, pp9-17, July 2021
http://www.jahr-bioethics-journal.com/index.php/JAHR/issue/view/28

<研究テーマ>
1.医療倫理・生命倫理における基本原則の理論的検討
2.遺伝子医療・再生医療・脳神経科学・ロボティクスを中心とする先端医療の倫理的・社会的課題の分類と整理
3.生命操作をめぐる社会的文脈(障害者問題、優生思想、生物学的決定論など)の考察
4.医療および医学研究における公共的・制度的コミュニケーションと臨床的・個別的コミュニケーションの関係についての倫理学的検討
5.コミュニケーションと討議を軸とした実践哲学の可能性の追究
6.リスク論を中心とする環境倫理学の考察