宮下ゼミの上續さんがIOTS2023で学生奨励賞を受賞しました

こんにちは,宮下です.

第16回情報処理学会インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2023)が2023年12月7日~8日に名古屋大学豊田講堂で開催されました.10件の論文と28件のポスターセッション,24社による企業展示があり,200人を越える参加者がありました.

このシンポジウムに宮下ゼミの上續慈子さん(M2)が主著者である論文「シラバスの分析と過去の履修登録情報を利用した履修科目推薦システムの提案」が採録され,12月8日に発表されました.

上續さんはこの研究発表により学生奨励賞を受賞しました.学生奨励賞は,学生としてIOTS2023に参加し,インターネットと運用技術に関する将来性豊かな発表を行ったことに対して授与されるものです.上續さんにはこの受賞を糧に研究を進めていただきたいと思います,

「フィールド・ワークⅡ」受講生がJEITAからテレビ視聴に関するヒアリング調査を受けました

「フィールド・ワークⅡ(日高クラス)」では、現代のテレビ視聴の実態に関する「オーディエンス・エスノグラフィ調査」の実習を行っています。さまざまなディスプレイ/スクリーンに複雑に取り囲まれた現代の私たちにとって、「テレビを見る」とはどのような行為・意味を指しているのか。調査協力者の自宅でのテレビ視聴の様子を参与観察し、半構造化インタビュー調査とあわせて実態を明らかにしていく授業です。

そんな受講生たちがいつもとは反対に(?)、「どのようにテレビを見ているのか」をヒアリング調査されました。電機メーカーの業界団体であるJEITAのなかで活動している「コンテンツ視聴における未来像検討タスクフォース」のみなさんが10月5日の授業を訪問され、グループディスカッションをとおして受講生の実態を根掘り葉掘り聞き出していきました。

ヒアリング調査では受講生たちは2つのグループに分かれ、タスクフォースの方の司会進行に沿って、テレビ視聴をめぐるさまざまなトピックについて盛んに話をしていたようです。「どうしたら若者はテレビ受像機を必要とするだろうか」といった真面目な議論をしているかと思いきや、一方では質問によっては大きな笑い声も響いており、和やかな雰囲気でヒアリング調査が展開していました。

タスクフォースのみなさんは日本全国の大学をまわって、若者によるテレビ視聴の現状把握とテレビ関連デバイスの未来像についてのアイディアを聞いて回り、報告書のかたちでまとめていくそうです。本授業のプロジェクトとも関心が重なるところもあり、受講生にとっても興味深いディスカッションの時間だったのではないでしょうか。貴重な機会をありがとうございました。

(日高良祐)

環境政策(諏訪)ゼミ 東海国立大学機構と学生対談開催

夏休みに入った2023年8月9日に、東海国立大学機構に属する名古屋大学・岐阜大学の環境報告書編集チーム学生メンバーと、京都女子大学現代社会学部諏訪ゼミの学生による学生対談を行いました。

東海国立大学機構とは、2020年に岐阜大学と名古屋大学の二つの大学が法人統合し、設立された国立大学法人です。東海国立大学機構は、2021年から「環境報告書」を作成しており、今年度の環境報告書の学生企画として、京都女子大学諏訪ゼミの学生との「学生対談」が実施されることになりました。諏訪ゼミでは、大学の使用電力を再生可能エネルギーに切り替えるための検討を行っています。また、昨年11月には、若者向けの再エネイベント「Creating the Change~若者からつくる持続可能な地域・社会~ 大学にいるときできること・大学出たあとできること」(諏訪 – 京都女子大学現代社会学部blog (kyoto-wu.ac.jp))を開催しました。今回の学生対談は、昨年のイベントを通して、私たちの取り組みに関心を持っていただいたことをきっかけに実現しました。

当日は、東海国立大学機構から教職員と学生合わせて11名(ほかオンラインで学生3名)が参加し、本学からは、教職員2名と諏訪ゼミの4回生8名、3回生1名の計11名が参加し、E104を会場に学生対談が始まりました。

まず、自己紹介をした後、東海国立大学機構より、環境報告書や各環境サークルの活動報告がありました。「環境活動を通して、自分の大学のことでも知らないことを知ることができた。始めるのに遅いことはない」という言葉が印象的でした。次に、諏訪ゼミから「大学再エネ化プロジェクト」について活動報告を行ない、私たちの活動や想いを共有しました。その後、各活動報告を踏まえてディスカッションを行い、質問や意見交換、活動を始めたきっかけなどを共有しました。対談後には、プリンセスラインバスの充電施設の見学を行いました。

普段関わることのない他大学の学生との交流は、私たち学生にとって刺激的で、一歩踏み出すことの魅力を再確認する上で大変有意義でした。暑い中、遠方から来校していただいた東海国立大学機構の皆様、ありがとうございました。

(文責:尾上幸)

江ゼミ3年生の皆さんが「経営学合同ゼミ合宿」で受賞しました!

2023年9月7日に、第32回経営学合同ゼミナール研究発表会が、和歌山県白浜町エクシブ白浜にて、3年ぶりに実施されました。今回の開催場所である白浜町は、田辺3偉人と称される南方熊楠、植芝盛平、武蔵坊弁慶に縁がある田辺市に隣接しています。学生のみなさんに現地の歴史や文化を知ってもらうために、発表大会の後には、南方熊楠記念館の学芸員の三村 宜敬(みむら・のぶたか)先生に「南方熊楠と紀伊半島の森」について講演して頂き、和歌山県の観光物産・ご当地グルメについても紹介して頂きました。

今年の合同ゼミには、関西大学、甲南大学、中央大学、法政大学、成城大学、麗澤大学、京都女子大学の7大学から合計100人以上が参加し、テーマは「これからの時代に求められる〇〇組織」でした。また、合同ゼミの進行は各発表15分、質疑応答5分で構成され、各発表に対して、各先生からの講評と学生による質疑・評価がなされました。そして、ゲストとして経営学合同ゼミの創始者、日置弘一郎先生(京都大学名誉教授)も参加されました。

江ゼミ3年生のみなさんは、『これから求められるイノベーティブな組織』をテーマに、化粧品会社の新製品開発について発表しました。堂々と発表をし、発表後の質問にもしっかりと答えていました。学生全員による投票の結果、江ゼミのみなさんは入賞することができました。

ゼミのみなさんが本格的に資料作成段階に入ったのは8月からであったため、夏休み中にメンバー間でスケジュールを調整し、何度もzoom会議を行うなど、準備は容易ではありませんでした。しかし、ゼミ生全員が一丸となり、無事プレゼンテーションを終えて入賞することができました。今回の貴重な経験をこれからの卒業研究や就活に活かせると思われます。

みなさん、本当におめでとうございます!

2023年9月22日 江向華

京都女子大学オープンキャンパス

8月5日、6日、19日、20日でオープンキャンパスが開催されました。

現代社会学部の学生も参加し、懇談コーナーでは教員と共に受験生の皆さんの相談を受けました。

オープンキャンパススタッフは毎年4~5月頃に募集されます。就任するためにはエントリーシートや面接を乗り越える必要があり、毎年多くの学生が応募しています。

現代社会学部の学生は現在、1~4回生合わせて30名ほど在籍しています。

次回のオープンキャンパスは9月17日です。ぜひ、現代社会学部の学生に会いにいらしてください。皆さんの来場を心よりお待ちしております。

江口ゼミ 永野実季

森久先生にインタビュー

京都女子大学現代社会学部の森久先生にインタビューをしてきました。

Q:簡単に自己紹介をお願いいたします。

A:森久聡(もりひささとし)です。授業で担当科目している科目は主に「都市政策論」「市民活動論」「環境社会学」です。研究の専門分野は「都市社会学」や「環境社会学」で、主に研究しているのは、広島県の福山市にある鞆の浦(とものうら)という地区で起きていた歴史的景観保存と地域活性化の問題です。鞆の浦には、港湾遺産と歴史的景観が多く残っているのですが、港を埋め立てて道路を建設する公共事業を巡って対立が起こっていました。この問題を中心に実際にフィールドワークという現地に行って取材を行うという形で研究をしています。

Q:専門分野を研究するに至った経緯を教えてください。

幼少期からお年寄りに昔の生活の話を聞くことが好きで、好奇心が強く本を読んだり調べたりすることが好きな子供でした。大学3年生の時に、北海道の小樽市でフィールドワークを体験する授業を履修して本を読む以外にも研究する方法があるのだと知り、フィールドワークに興味を持ち始めました。そして、まちづくりをテーマにフィールドワークをしたいと思い大学院に進学したところ学問的な研究することの魅力や楽しさにはまってしまいました。その後も大学院を経て非常勤講師をしながら研究を続けていき,縁あって京都女子大の教員になりました。

Q:先生の今後の目標があれば教えてください。

A:鞆の浦のフィールドワークを続けることはもちろんですが,他にもやりたいことはいくつかあります。例えば、長野県軽井沢町です。軽井沢、元々は中山道の小さな宿場町だったのですが、明治時代に外国の宣教師があの土地を気に入って別荘を作ったのがきっかけで別荘地になりました。現在では全国的なブランド力を持つ観光地になっています。軽井沢を通じて観光とまちづくりのバランスについて研究をしたいです。

また、その軽井沢の近くに安中榛名(あんなかはるな)という地域があります。この地域は1930年代末から工場の排煙などによって農作物が枯れてしまうという公害事件が起きました。公害訴訟を経て、その後どのように地域が再生したのかというテーマでの研究もしたいです。

そして、本を作りたいとも思っています。最近さまざまな形で文化遺産を巡る様々な社会の関心が高まっています。とくに文化遺産を保護して観光資源に利用していこうという動きが活発です。けれど,その過程をよく注意する必要がみると,当事者の方々が文化遺産に対して色々な思いを抱えていたり悩んでいたりしています。例えば,三池炭鉱の世界遺産化や東日本大震災の震災遺構などが典型的です。意外と一筋縄ではいかない文化遺産の保存の問題について、近いテーマを研究している人たちとともに本を書きたいと考えています。

Q:大学生のうちにしておいたほうがいいことはありますか?

A:キャンパスでの講義やゼミも大切ですが,キャンパス以外にも学びの場はあります。ボランティアやイベントのスタッフなどいろいろな世代の人と活動する経験が良いと思います。

私のゼミでは、希望者の学生と一緒に北海道の小樽市での観光イベントに参加して、ボランティアスタッフとして地元のスタッフと一緒に活動しています。2年連続で参加を希望する学生もいて、色々な世代の方と交流するということは学生にとって良い経験になっているようです。将来,そうした経験を自分の住む町のまちづくりに活かしてもらえたら嬉しいです。

Q:最後に学生へのメッセージをお願いします。

A:京都女子大学の学生は賢さをサボることに使わないのが良いところだと思っています。そうやって誠実に課題や授業に取り組むことができるので,わずか半年間の授業でも学生のコメントの質が上がっていることを実感します。

学生のみなさんからすれば,授業や課題に取り組んできたけれど,本当に成長できているのか自分自身は実感がないので疑問に思うこともあると思います。けれど,私たち教員はみなさんが入学してから卒業するまでのあいだに大きく成長していることを実感しています。きちんと課題や授業に取り組んでいれば力は伸びるので安心して学び続けてほしいです。

森久先生ありがとうございました。

取材日:6月26日
インタビュアー:現代社会学部学生支援団体C.S.LINK 石垣桃子

情報系業界・職種研究ワークショップを開催しました

こんにちは.宮下です.暑いですねぇ.

開催からちょっと時間が経ってしまいましたが,7月12日に情報系業界・職種研究ワークショップを開催しましたので報告します.これは昨年度に引き続き2回目の開催になります.所謂「IT企業」に何社か集まっていただき,学生のグループがその会社の業種やその中の人の職種についてインタビューし,最後にそれらをまとめて発表する,というものです.また,学生たちには1週間前くらいに事前学習ワークシートを提示して,業種や職種についてWWWなどで調べてもらいました.

今回は4つのIT企業の方々にお越しいただけたので,30人弱参加した3回生を4つのグループに分けました.グループごとに各企業を担当して,インタビュー調査を行います.企業ごとに職種をひとつ指定していただき,その企業の業種とともにその職種についても調べます.実際にその本人が目の前にいるので,WWWサイトや資料などではわからない細かいことや本音の部分にも迫れます.

会場になったS207教室は教室の壁3面がホワイトボードになっているので,調査結果をまとめてポスターを作るのにうってつけでした.学生たちは大きなホワイトボードに3色のペンでそれぞれ調べたことをまとめて文字や図表で表現していました.最後にグループごとに調査結果を発表し,その企業の人たちに講評をいただいて終了しました.

参加した学生は,今回のワークショップが自分のキャリアを考えたり就職活動の準備をしたりするのにとても役立ちそうだ,と言っていました.ワークショップにご参加いただいた各企業をはじめ関係各位に感謝します.ありがとうございました.

「ソーシャルリサーチI」の受講生で海と空クリニック京都駅前を訪問しました

嘉本伊都子

7月20日、社会調査の半構造化インタビューを実習する「ソーシャル・リサーチI」のコンパがありました。その前に、海と空クリニック 京都駅前を訪問しました。https://ninomiya-lc.jp/umisora

院長の池田裕美枝先生に、嘉本の社会学アプローチに緊急出演していただきました。

「自分の体のこと、自分のことは、自分で決める!」そのためには正しい情報の収集と、情報の見分け方の訓練が必要!という姿勢は、嘉本も池田先生も同じだからです。社会学が医学か、という違いだけ。

総合内科、産婦人科、公衆衛生学をイギリスでも勉強されたことから、日本の医療現場に Sexual Reproductive Health and Rights (SRHR) (=性と生殖に関する健康と権利)が必要だという思いが深まったそう。先進国には普通にあるものが日本にはないと気付きユースクリニックを七条烏丸北西角 赤茶色のビル5階にオープン、ソーシャルリサーチIのクラスの学生の一人は分娩台にも乗せてもらいました。

女子学生のためにもいろんな企画をするそうです。ちらしをS校舎一階のパンフレット等がおいてあるデスクに置いときましたので、興味のある学生さんは、自由にとって行ってください。また、お母さんの世代は更年期を迎えて、体調や心のバランスが難しいお年頃。お母さんのためにも1枚ちらしがありますので、差し上げてください。

「ソーシャルリサーチI」では、女性の就労と育児の変遷をインタビュー調査するクラスです。
後期の「ソーシャルリサーチII」は、女性の就労と育児の現状とインタビュー調査します。

育児休業は知っていても、どれくらいの期間取るの?いつ申請するの?つわりって妊娠してからどれぐらいでくるの?安定期っていつ?保活っていつから始めるの?など、知らないことばかりだと気づきます。そもそも、育児休業制度っていつからできたの?すぐ広まったの?など、様々な疑問を周辺リサーチします。周辺リサーチしてもわからない。だから、インタビュー調査する必要があるのです。

同様に、生理や妊娠のことなど、自分たち自身の身体にかかわる重要なことですけれど、「なんとなく知っているつもり」で、実際は何も知らないことがたくさんあります。知らないことは恥ずかしいことではありません。知ろうとしないことのほうが恥ずかしい。産婦人科は敷居が高いけど、困ったときは安心して話せる場があるユースクリニックができたことは嬉しいですね!生理周期や、今日の痛みは10段階で何点かなど、記録しておくと、よいそうです。

海と空クリニックではトラベルクリニックといって、留学や海外赴任、調査など、行先で必要なワクチンなどの相談に乗ってくれるそうです。

なお、馬町のほうにもようこレディスクリニックがあります。
https://yoko-ladies.jp/

かかりつけ医をはやめに作っておくと、いざというとき心強いです。

正木大貴先生にインタビュー

この度、C.S.LINKで正木大貴先生にインタビューしてきました。

Q. 簡単に自己紹介をお願いします。

正木大貴です。心理学の中でも臨床心理学を専門としています。臨床心理は、分かりやすく言うと、カウンセリングや病院の精神科などで心理療法を行うための心理学です。私は病院で臨床を行っていて、いわゆる心の病気・精神疾患を持っている人に対する心理療法がもともとの専門です。

心理学を研究するに至った経緯については,大学入学前後の頃のことです。最初から心理学を目指したわけではなく、2回生の頃に工学部から転部して教育学部の心理学専攻に移りました。なぜ移ったかというと、中学生の頃から映画や小説や漫画を見ることがきっかけで、人の心の機微や人間関係などに関心を持ち、何となく人の心について興味を持っていました。大学に入ってからは工学部の授業で上手く行かないことが続く中で、中学の頃を思い出して心理学を学びたいなと思い、転部し学び始めたわけです。

Q. いま映画や小説や漫画が好きとおっしゃっていましたが、京女生におすすめしたい作品などは何かありますか?

 私、結構サスペンスが好きなんですよ。なので、ちょっと古い映画ですけど『MEMENTO』という作品がおすすめです。これは記憶が10分くらいしか保てない主人公が殺された奥さんを殺した犯人をさがす物語で、記憶を失う系のはしりの作品です。物語の仕掛けとしては人の心をつかむでしょう?記憶が10分しか持たないから体中に刺青やメモを残して殺人が起きた日までどんどん記憶をさかのぼっていく、という。サスペンスと記憶の不思議さを知れる面白い作品かなと思います。

 あとアニメで『サマータイムレンダ』という作品もあります。これはタイムリープもので、これも主人公に好きな幼馴染がいて、その子を殺した犯人を突き止めようとするお話ですよ。おすすめはこんな感じですかね。

Q. 正木先生のゼミは人気で毎回定員を超えているイメージがありますが、授業を行う上で心掛けていることはありますか?

なるべくリアリティを持ってもらうようにしています。専門的な用語を多く用いて知識を蓄えてもらうよりも、日常生活の中に落とし込めるような知恵や理論を説明する際にも、友人関係や恋愛関係など具体的な例を出しています。学生が日常生活においてリアルに感じているであろうことについて話すことを心がけています。

Q. 今後の目標や夢を教えてください

これといった夢は正直ないですね…。でも決して目標や夢を持っている人を否定するわけでないし、茶化すつもりはありませんが、目標や夢がないと生きていけない、生きる価値がないと感じてしまうのは違うのではないかと思います。別に夢や目標がなくても生きていくことはできます。学生でも夢や目標がもてないという方は多いのではないかなと思います。

個人的なことで言うと定年までは働きたくないですね。健康なうちに引退したいです。死ぬまで生涯働くというのが良いという人もいるけれど、私はボロボロになるまで働きたくはないです。

Q. 最後に学生にコメントやアドバイスがあればお願いします。

皆さんの多くは卒業後仕事を持つことになるでしょう。仕事を持つと大変なこともありますが、心と身体をすり減らしてまで仕事をする必要はありません。「いつでも辞めてやるよ」という気持ちで、あまり一つの仕事にこだわり過ぎなくてもいいのではないかと思います。実際に卒業生でも、調子を崩してボロボロになってしまう人は少なくありません。それを見ていると、体を壊してまで無理しなくていいよと思います。「仕事は人生の暇つぶし」ですよ。それよりも自分の心と身体と命を大切にすることが何よりも大切なことです。

正木先生、ありがとうございました。

取材日:6月28日
現代社会学部学生支援団体C.S.LINK
インタビュアー:小央悠加 樋口瑛美