2023年9月7日に、第32回経営学合同ゼミナール研究発表会が、和歌山県白浜町エクシブ白浜にて、3年ぶりに実施されました。今回の開催場所である白浜町は、田辺3偉人と称される南方熊楠、植芝盛平、武蔵坊弁慶に縁がある田辺市に隣接しています。学生のみなさんに現地の歴史や文化を知ってもらうために、発表大会の後には、南方熊楠記念館の学芸員の三村 宜敬(みむら・のぶたか)先生に「南方熊楠と紀伊半島の森」について講演して頂き、和歌山県の観光物産・ご当地グルメについても紹介して頂きました。
今年の合同ゼミには、関西大学、甲南大学、中央大学、法政大学、成城大学、麗澤大学、京都女子大学の7大学から合計100人以上が参加し、テーマは「これからの時代に求められる〇〇組織」でした。また、合同ゼミの進行は各発表15分、質疑応答5分で構成され、各発表に対して、各先生からの講評と学生による質疑・評価がなされました。そして、ゲストとして経営学合同ゼミの創始者、日置弘一郎先生(京都大学名誉教授)も参加されました。
江ゼミ3年生のみなさんは、『これから求められるイノベーティブな組織』をテーマに、化粧品会社の新製品開発について発表しました。堂々と発表をし、発表後の質問にもしっかりと答えていました。学生全員による投票の結果、江ゼミのみなさんは入賞することができました。
ゼミのみなさんが本格的に資料作成段階に入ったのは8月からであったため、夏休み中にメンバー間でスケジュールを調整し、何度もzoom会議を行うなど、準備は容易ではありませんでした。しかし、ゼミ生全員が一丸となり、無事プレゼンテーションを終えて入賞することができました。今回の貴重な経験をこれからの卒業研究や就活に活かせると思われます。
みなさん、本当におめでとうございます!
2023年9月22日 江向華