特定非営利活動法人 北東アジアエネルギー安全保障センターの発行する「エネルギー安全保障」4号に、現代社会学部2021年度卒業生(諏訪ゼミ)の髙田莉央さんの卒論をベースとした記事が掲載されました。

髙田さんの卒業論文は「海流発電の導入プロセス ―鹿児島県口之島・中之島の実証実験の事例から―」をテーマとし、近年実証実験などを通じた導入への取り組みが進められつつある海流発電を取り上げました。今回の記事は、卒論をベースに、海流発電関係者と漁業関係者の合意形成なども含め、実験実施プロセスについてまとめたものです。

https://www.cesna-jp.org/_files/ugd/164bb7_8948326a8fa2450f8810f3c1f01b8922.pdf

再生可能エネルギーによるエネルギー安全保障への貢献が期待される中、海に囲まれた日本で期待される海流発電というテーマで作成された卒論の公表作業、お疲れ様でした!

都市計画学会の発行する都市計画報告集 No.20(2021年度)に、現代社会学部2020年度卒業生(諏訪ゼミ)の周藤あゆみさんの論文が掲載されました。

周藤さんの論文は「景観保全から見る政策導入における合意形成プロセスの分析-島根県松江市を事例にして-」をテーマとし、松江城を中心として形成されていた旧城下町の2地区(「清光院地区」と「内中原地区」)が景観計画重点区域の指定に至った背景、および、景観計画重点区域の指定にむけた地域での合意形成がどのように図られたのかを明らかにした卒業論文をベースにしたものです。

都市計画報告集 No.20(2021年度)|都市計画報告集|学術委員会|公益社団法人 日本都市計画学会 (cpij.or.jp)

丁寧な卒業論文作成と、その公表作業、お疲れ様でした!

環境政策ゼミ(諏訪)が京都産業大学・井口ゼミとオンライン合同研究発表会を開催

2022年1月22日(土)、京都女子大学 現代社会学部 環境政策(諏訪)ゼミが、京都産業大学 国際関係学部 井口正彦とオンラインで合同研究発表会を開催しました。

環境政策ゼミでは国内・国外の環境問題をテーマに様々な研究活動を行っており、その成果発表の場として、例年国際関係論を専門に研究されている京都産業大学 国際関係学部 井口ゼミとの研究成果発表会を実施しています。今年はコロナ禍の影響もあり、オンラインでの開催となりました。

今年は、両ゼミ合わせて総勢26名が研究成果報告を行い、例年よりさらに長く1時から7時まで6時間の発表となりました(→開催方法今後検討します)。

今年の京都女子大学サイドのテーマは、再生可能エネルギー促進に向け、それを活用している「地域新電力」が容量市場とどう向き合うべきか?、地熱(特にバイナリー発電)について、経済産業省のモデルプラント方式で算出した場合のコストはいくらになるか?、バイオマス発電や地域新電力の地域付加価を算出する、等、定量・定性データを基に分析を積み上げる発表が多く、京都産業大学の井口先生からも高い評価を頂きました。

発表者の皆様、お疲れ様です!

京都女子大学現代社会学部(環境政策ゼミ・諏訪担当)卒業論文題目

有吉 遥エコアプリケーションのナッジレベル~アプリデザインの分析から~
森田 菜月台風報道の課題 ―2020年台風10号に関するTV報道テキストマイニング―
田中 香帆日本のアイドルの社会的影響
大島 七海藻類バイオマスによるまちづくり―佐賀市を事例に―
髙田 莉央海流発電の導入向けた合意形成プロセスー鹿児島県口之島・中之島の実証実験の事例からー
岡邉 千里 インドの地方自治体制 地方自治における課題の評価
稲田 果樹大手電力会社と自治体新電力における供給戦略の制度設計〜2020年冬季電力需給ひっ迫・市場価格高騰を事例に〜
小澤 寿々奈 地熱バイナリー発電コスト評価―モデルプラント方式に基づくコスト試算―
木村 明日香地熱発電の合意形成における協議会の役割〜熊本県小国町を事例に〜
鈴木 直緒地域付加価値分析 大阪府泉佐野市を事例に
武田 美春木質バイオマス熱供給事業がもたらす地域経済付加価値~富山県南砺森林資源利用協同組合の取組を事例に~
中西 望実容量拠出金の支払いに向けた地域新電力の戦略〜パワーランチ参加事業者のヒアリング調査から〜
野口 樹里地方自治体条例策定プロセスーフードバンク活動に関する大阪府議会議員へのヒアリングー
眞佐喜 千誉V2Hの社会的受容性について
森 摩里亜韓国国民の省エネルギー意識調査~省エネルギー意識と環境教育・メディアとの相関関係を通して~
安田 湖葵富山市におけるシェアサイクルの有効性~利用者の意識から具体的方法を考察~

国際データマイニングコンペティション第2位(丸野ゼミ)

みなさんこんにちは、丸野ゼミ3回生(7期生)です。この度、国際サイバーセキュリティデータマイニングコンペティションに参加し、第2位を受賞しました!


丸野ゼミ3回生は毎年、国際コンペティション「Cybersecurity Data Mining Competition (CDMC)」に参加しています。CDMC は神経情報処理の国際会議 「International Conference on Neural Information Processing (ICONIP)」の一環として毎年開催されている大会で、各チームが3ヶ月の期間でデータマイニングに関する3つの課題を解き、その予測精度を競うものです。私達が参加したのは第12回、開催期間は2021年7月~9月でした。

データマイニングとは、大量のデータからある一定の項目について値を予測する、いわゆる「データ分析」です。私達は今回「機械学習」という手法を用いデータマイニングを行いました。「機械学習」はカメラが人の顔を判断するなどの技術に使用されている手法です。今回の課題は、与えられたマルウェア(コンピュータウイルス)に関するデータの特性について、悪性・良性を判断するものなどでした。私達はこの課題を「機械学習」という手法で解決したということになります。(課題一覧 https://www.csmining.org/cdmc2021/index.php?id=5

今年の丸野ゼミ3回生は11人、課題発表から提出までの約3ヶ月間、オンラインでのワークが主となりました。オンラインで作業を進めていくにあたって一番ネックとなったのは作業分担です。足並みが揃わなければ後々意見の衝突が起こることもあり得ました。それぞれの進捗状況や考えをなるべく共有できるようにリモート会議を開いたり、議事録をまとめたり、環境整備に気を配ったことで、無事第2位を受賞することができたと感じています。

また、最初は「難しそう、賞を取ることなどできるだろうか」と不安がありましたが、このCDMCに参加したことにより飛躍的な成長を遂げることができたと嬉しく思っています。プログラミング技術も勿論ですが、プログラミングにおける考え方や、機械学習の知識を習得するなど、自分のスキルアップ・成長に繋がりました。今回の経験を糧にし、これからも日々励んでいこうと思います!

受賞チームはこちらで公開されています。
https://www.csmining.org/cdmc2021/index.php?id=14

演習IIの受講生がSONY主催のコンピュータ作品コンテストで最終選考に残りました

現代社会学部の授業「演習II」の受講生らは2021年12月、SONY主催のコンピュータ作品コンテストに参加し、最終選考に残りました。

京都女子大学・現代社会学部の演習II(水野ゼミ)の受講生三人、荒木真理恵さん、東千裕さん、新古渚さんら2回生のチームは、SONYが主催したコンピュータ作品コンテストのアイデア部門に、応募しました。そしてファイナリスト(最終選考)に選出されました。以下その報告をします。

このコンテストの正式名称は「Sensing Solutionアイデアソン・ハッカソン2021」でした。主催はSensing Solutionアイデアソン・ハッカソン実行委員会とソニーセミコンダクタソリューションズ(株)の共催です。ここで「アイデアソン・ハッカソン」というのは、作品制作のアイデア提案や作品作りの成果を競い合うという「作品コンテスト」のことです。

今回の「アイデアソン・ハッカソン」のテーマは、「IoTがひらく未来」というものでした。ここで「IoT」というのは「Internet Of Things」の略で、モノやセンサーがコンピュータとインターネットに繋がった状況をいいます。この「アイデアソン・ハッカソン」では、「社会課題を解決」するために、センサーとマイクロコンピュータを利用して、オリジナルのアイデアや作品制作の成果を世に問う、という企画でした。

2021年のコンテストが、その第1回目です。ここでの参加条件は、現時点で実際に利用できるセンサーを使うこと、また利用するマイクロコンピュータはSONYのSpresenseという高性能ワンボードコンピュータ、というものです。今回は全国39の大学、大学院、国立高等専門学校(国立高専)から、100件を超える作品がエントリーされました。当日は、書類選考で勝ち残ったファイナリストの15チーム(アイデアソン5チーム、ハッカソン10チーム)が、オンライン発表会の場で成果を競い合いました。

京都女子大学現代社会学部2回生の荒木さん、東さん、新古さんら三人は、このような作品作りは全く初めての経験でした。そこで作品のテーマを、前年度の受講生だった先輩から引き継いで、「妊婦さん陣痛タイミング予測センサーのプロトタイプ提案とその模擬データ分析」としました。そしてこのアイデアを、今回はさらに具体的な工夫を加えた上で発展させ、プロトタイプ(原型モデル)を制作してデータを収集する段階にまで、完成度を高めることが出来ました。そしてプレゼンテーションのビデオを作成して応募し、最終選考の5チームに残るという結果が得られました。

2021年12月19日の最終選考の結果、受賞した各チームの紹介や講評などは、ここに公開されています。

https://www.sony-semicon.co.jp/info/2021/2021122101.html

作品制作の様子

中平一未さんが学生奨励賞受賞

2021年11月25日〜26日にオンライン開催された情報処理学会第14回インターネットと運用技術シンポジウム(IOTS2021)において,大学院修士課程2年生(宮下ゼミ)の中平一未さんが学生奨励賞を受賞しました.学生奨励賞とは,IOTS2021に学生として参加し,インターネットと運用技術に関する将来性豊かな発表を行ったことに対して授与されるものです.

中平さんの発表は「ブロックチェーンを用いた学修成果共有システム」で,ポスターセッションでの発表でした.おめでとうございます.

学生奨励賞表彰状
学生奨励賞表彰状

KOF2021

お久しぶりです.宮下です.

毎年この時期になるとKOF(関西オープンフォーラム)というイベントが開催されます.もう20年になります.

私のゼミでは10年前くらいからこのイベントにスタッフとして参加しています.現地開催されていた頃は,大阪南港ATCの会場内にネットワークを敷設し,イベント期間中は不具合がないように運用して,最終日に撤収するということをしていました.そのために事前にネットワーク設営のリハーサルをしたり,UTPケーブルや無線APのチェックなどをしたりしました.しかし,ご多分に漏れずKOFも去年からはオンライン開催となり,会場ネットワークの仕事はなくなってしまいました.それでも去年はイベント配信スタッフとして私と学生さん数人が活動しました.

KOFは今年もオンライン開催されます.11月13日(土)です.詳しくは https://k-of.jp をご参照ください.

今年も私と学生さんがKOFにスタッフとして参加します.去年はCOVID-19感染状況の悪化により大学の教室からの配信でしたが,今年は大阪南港ATCに集まって現地から配信します.

イベントは複数トラックに分かれてYoutubeでライブ配信され,私たちはトラック2を担当します.具体的にはトラック2用のzoomミーティングを運用して,各セッションの発表がスムーズに進むよう手配したり,タイムキープしたり,Youtubeのコメントに投稿された質問等を発表者へ伝えたりします.配信される画面にはほとんど登場しませんが,重要な役割です.失敗しないよう,がんばります.

ぜひイベントにご参加いただければ幸いです.当日のタイムスケジュールをご覧いただきますと,面白そうなセッションがたくさんあります.セッションを楽しんでいただきながら,裏方にも思いを馳せていただければ!

KOF2021配信風景
当日の配信風景はこんな感じでした!手前の2人が学生さんで,彼女たちは今タイムキーパーのお仕事中です.端っこの空席は私の席です.

元外交官による講演会

 2021年7月8日(木)に、元外交官の二木孝さんに現代社会学部「現代北米論」の講義にゲストスピーカーとしてお越しいただきました。「ある外交官がみたカナダ:他者から学ぶ」というタイトルで、カナダに赴任した経験をもとに、カナダ社会についての講義をしていただきました。講義では、二木さんが外交官として赴任していたモントリオールとオタワの特徴や外交官としての仕事について、具体的な写真をたくさん示しながらお話しいただきました。 

 授業後の学生アンケートでは、これまで抱いていた外交官という仕事に対しての印象が変わった、移民で構成されているというカナダ社会の新たな側面に気づけたなどの意見がありました。普段講義をしている教員とは違う視点から北米社会を考えることができ、学生にとっても、良い刺激となったと思います。

(文責 城戸)

講義の様子

《らしつよチャレンジ外国人向け行政看板のわかりやすさに関するプロジェクト》京都府鴨川府民会議でプロジェクト内容を報告しました!

こんにちは!現代社会学部のHとKです。

2021年3月19日、鴨川府民会議で看板調査の報告を行いました。 

京都女子大学には「らしつよチャレンジ」という学長採択の取り組みがあります。「らしつよチャレンジ」は、京都女子大学の使命である「らしさをつよさに未来をひらく」の体現を目指して大学が学生主体の活動を支援します。そして、活動を通じて学生が自分の「らしさ」「つよさ」を見つけ卒業後の人生や未来の可能性を広げるというものです。

らしつよチャレンジ | 京都女子大学 (kyoto-wu.ac.jp)

わたしたち現代社会学部学生2名と、文学部や法学部、家政学部の学生などの総勢9人のメンバーは、この「らしつよチャレンジ」で「外国人向け行政看板でのわかりやすさに関する実践的プロジェクト」を実施しました。(なお、行政看板という正式なジャンルがあるわけではないのですが、プロジェクトでは「行政が設置する看板」という意味でとらえることにしました。)

このプロジェクトは、京都市内で外国人の訪問頻度が高い鴨川エリアにおいて設置されている看板や標識が分かりやすいかを外国人旅行者等に調査するプロジェクトです。よりよい情報伝達について考察・提言することで、その土地に住む住民・旅行者ともに過ごしやすい京都のまちを目指すことを目的として活動を行い、鴨川を管理する「京都府京都土木事務所」のご協力のもと、2021年3月の鴨川府民会議で成果を報告いたしました。なお、鴨川府民会議は、鴨川等の河川環境の整備及び保全に関する事項について、府、府民、事業者及び京都市が意見を交換するための会議です。

発表の様子

今回の発表では、鴨川沿いの行政看板について2020年6月~2021年2月にかけて行った外国人(在住・旅行者とも)にアンケート・ヒアリング調査を行った結果を基に、看板のデザインの修正案が出来上がるまでの経緯やアンケート結果などの詳細を発表し、行政看板の修正案を提案しました。メンバーで協力し、試行錯誤の末にたどり着いた看板の修正案を発表することができました。これからもメンバーの皆と協力して、活動を続けていきたいと思います。

京都府京都土木事務所の皆様、ご協力いただき本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。