日本初!オタワ大学大学院生による集中講義が終わりました

京都女子大学(KWU)とカナダのオタワ大学(UO)との協定により、オタワ大学大学院生(博士候補者(Ph.D. Candidate))が講師として現代社会学部の「特講A(Special Lecture A)」(2単位)の授業をするという、日本で初めてのプログラムが今年度から始まりました。京都にいながら、オタワ大学の授業を経験することができます。

1年目に来て下さったのが、ジョアンニ・ベラ(Joanny Belair)さんです。比較政治学・アフリカ入門の授業をして下さいました。欧米の大学では普通のことですが、毎回予習のための課題が出されています。受講生は春に公開されたシラバスに従って、課題を読み、授業を受ける準備を進めてきました。100%英語による授業ですが、ジョアンニ先生はパワーポイントのスライドで写真を使いながら、毎回のテーマについてわかりやすく説明するだけではなく、受講生との対話を重視し、たくさんの例を示しながら、Q&A方式で授業を進めていきます。質問ごとに、受講生が理解しているかどうかを尋ねてくれます。受講生の皆さんも積極的に質問に答えて(もちろん英語で)、密度の濃い授業が行われていました。

オタワ大学大学院生による「特講A」の授業は来年度以降も続きます。2回生以上であれば、現代社会学部の学生は専攻に関係なく受講できます。来年度の講義テーマはまだ決まっていませんが、オタワ大学の授業を経験したい学生さんは是非チャレンジして下さい。

 

文責:戸田真紀子