今年度の多文化理解実習(カナダ)では、モントリオール、オタワ、ナイアガラ、トロントの四都市を10泊12日の行程で回りました。今回は、前半のモントリオールとオタワの報告です。
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(1) モントリオール
アメリカ経由で夜中にモントリオールに着きました。カナダは英語圏という印象があるかもしれませんが、カナダの公用語は英語とフランス語の二言語政策を取っています。その中で、モントリオールはカナダ第二の都市で、フランス語が話されている都市としては世界第3位の人口を誇ります。町の標識もフランス語のみで、通りを歩いている人の多くもフランス語で話しています。
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モントリオールでは、ノートルダム大聖堂などカトリック系のフランスの影響を受けた建物や街並みを見て回りました。
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(2) オタワ
モントリオールからバスに乗ってオタワに移動しました。カナダの首都オタワは、英語系のオンタリオ州に位置していますが、川を挟んだ対岸はフランス語系のケベック州になっています。1本の橋を渡っただけで、道路標識も英語からフランス語に変わります。
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オタワは、首都ということで政府機関が多く集まっており、連邦議会議事堂の見学などを行いました。
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また、オタワでは在カナダ日本国大使館を訪問しました。訪問では門司カナダ大使から外交に関するお話をうかがったほか、政務担当の時田参事官、仲村専門調査員から、カナダ社会や日加関係についてレクチャーを受けました。普段は接することの少ない外交の現場のお話や外交官として働いている方の思いなどをお聞きすることができ、大変勉強になりました。
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(城戸)