環境政策ゼミ(諏訪)が京都産業大学・井口ゼミとオンライン合同研究発表会を開催

2022年1月22日(土)、京都女子大学 現代社会学部 環境政策(諏訪)ゼミが、京都産業大学 国際関係学部 井口正彦とオンラインで合同研究発表会を開催しました。

環境政策ゼミでは国内・国外の環境問題をテーマに様々な研究活動を行っており、その成果発表の場として、例年国際関係論を専門に研究されている京都産業大学 国際関係学部 井口ゼミとの研究成果発表会を実施しています。今年はコロナ禍の影響もあり、オンラインでの開催となりました。

今年は、両ゼミ合わせて総勢26名が研究成果報告を行い、例年よりさらに長く1時から7時まで6時間の発表となりました(→開催方法今後検討します)。

今年の京都女子大学サイドのテーマは、再生可能エネルギー促進に向け、それを活用している「地域新電力」が容量市場とどう向き合うべきか?、地熱(特にバイナリー発電)について、経済産業省のモデルプラント方式で算出した場合のコストはいくらになるか?、バイオマス発電や地域新電力の地域付加価を算出する、等、定量・定性データを基に分析を積み上げる発表が多く、京都産業大学の井口先生からも高い評価を頂きました。

発表者の皆様、お疲れ様です!

京都女子大学現代社会学部(環境政策ゼミ・諏訪担当)卒業論文題目

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森田 菜月台風報道の課題 ―2020年台風10号に関するTV報道テキストマイニング―
田中 香帆日本のアイドルの社会的影響
大島 七海藻類バイオマスによるまちづくり―佐賀市を事例に―
髙田 莉央海流発電の導入向けた合意形成プロセスー鹿児島県口之島・中之島の実証実験の事例からー
岡邉 千里 インドの地方自治体制 地方自治における課題の評価
稲田 果樹大手電力会社と自治体新電力における供給戦略の制度設計〜2020年冬季電力需給ひっ迫・市場価格高騰を事例に〜
小澤 寿々奈 地熱バイナリー発電コスト評価―モデルプラント方式に基づくコスト試算―
木村 明日香地熱発電の合意形成における協議会の役割〜熊本県小国町を事例に〜
鈴木 直緒地域付加価値分析 大阪府泉佐野市を事例に
武田 美春木質バイオマス熱供給事業がもたらす地域経済付加価値~富山県南砺森林資源利用協同組合の取組を事例に~
中西 望実容量拠出金の支払いに向けた地域新電力の戦略〜パワーランチ参加事業者のヒアリング調査から〜
野口 樹里地方自治体条例策定プロセスーフードバンク活動に関する大阪府議会議員へのヒアリングー
眞佐喜 千誉V2Hの社会的受容性について
森 摩里亜韓国国民の省エネルギー意識調査~省エネルギー意識と環境教育・メディアとの相関関係を通して~
安田 湖葵富山市におけるシェアサイクルの有効性~利用者の意識から具体的方法を考察~