《らしつよチャレンジ外国人向け行政看板のわかりやすさに関するプロジェクト》京都府鴨川府民会議でプロジェクト内容を報告しました!

こんにちは!現代社会学部のHとKです。

2021年3月19日、鴨川府民会議で看板調査の報告を行いました。 

京都女子大学には「らしつよチャレンジ」という学長採択の取り組みがあります。「らしつよチャレンジ」は、京都女子大学の使命である「らしさをつよさに未来をひらく」の体現を目指して大学が学生主体の活動を支援します。そして、活動を通じて学生が自分の「らしさ」「つよさ」を見つけ卒業後の人生や未来の可能性を広げるというものです。

らしつよチャレンジ | 京都女子大学 (kyoto-wu.ac.jp)

わたしたち現代社会学部学生2名と、文学部や法学部、家政学部の学生などの総勢9人のメンバーは、この「らしつよチャレンジ」で「外国人向け行政看板でのわかりやすさに関する実践的プロジェクト」を実施しました。(なお、行政看板という正式なジャンルがあるわけではないのですが、プロジェクトでは「行政が設置する看板」という意味でとらえることにしました。)

このプロジェクトは、京都市内で外国人の訪問頻度が高い鴨川エリアにおいて設置されている看板や標識が分かりやすいかを外国人旅行者等に調査するプロジェクトです。よりよい情報伝達について考察・提言することで、その土地に住む住民・旅行者ともに過ごしやすい京都のまちを目指すことを目的として活動を行い、鴨川を管理する「京都府京都土木事務所」のご協力のもと、2021年3月の鴨川府民会議で成果を報告いたしました。なお、鴨川府民会議は、鴨川等の河川環境の整備及び保全に関する事項について、府、府民、事業者及び京都市が意見を交換するための会議です。

発表の様子

今回の発表では、鴨川沿いの行政看板について2020年6月~2021年2月にかけて行った外国人(在住・旅行者とも)にアンケート・ヒアリング調査を行った結果を基に、看板のデザインの修正案が出来上がるまでの経緯やアンケート結果などの詳細を発表し、行政看板の修正案を提案しました。メンバーで協力し、試行錯誤の末にたどり着いた看板の修正案を発表することができました。これからもメンバーの皆と協力して、活動を続けていきたいと思います。

京都府京都土木事務所の皆様、ご協力いただき本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

環境政策ゼミ(諏訪)が京都産業大学・井口ゼミとオンライン合同研究発表会を開催

2021年3月15日は京都女子大学の卒業式でした。ということで報告が前後してしまいましたが・・・

1月23日(土)、京都女子大学 現代社会学部 環境政策(諏訪)ゼミが、京都産業大学 国際関係学部 井口正彦とオンラインで合同研究発表会を開催しました。

研究発表後の集合写真(部分)

環境政策ゼミでは国内・国外の環境問題をテーマに様々な研究活動を行っており、その成果発表の場として、例年国際関係論を専門に研究されている京都産業大学 国際関係学部 井口ゼミとの研究成果発表会を実施しています。今年はコロナ禍の影響もあり、オンラインでの開催となりました。

両ゼミ合わせて23名が研究成果報告を行い、例年と同様、ほぼぶっ続けの5時間の発表となりました。学外の学生さんからのキリっとした質問・コメントは、大変刺激になりました。なお、国際関係論と環境問題の接点であるSDGs (Sustainable Development Goals)については、講義などでも触れてはいるのですが、専門に扱っている京産大の学生の皆さんの発表が印象的でした。また、京産大の井口先生からも「京女組の各発表の研究手法が明確である点を特に評価する」といったコメント頂くなど、両サイドともいろいろ学べる機会になったのではないかと思います。傍聴や質問で参加してくださった京都女子大学2・3回生の皆さんもありがとうございました。

発表者の皆様、お疲れ様&ご卒業おめでとうございます!

諏訪ゼミ生研究発表題目

海外の大学院に進学する卒業生へインタビュー(濱崎)

2021年3月15日卒業式のこの日、濱崎ゼミの卒業生(5回生)・岸本さんからお話を聞きました。
岸本さんは南オーストラリア大学大学院Master of social work課程に入学が決まり、今年7月より渡豪予定です。

オーストラリアの大学院を選んだ理由は?
「4回生時に1年間豪州に語学留学して見聞したことが影響しています。日本にいる時は気がつかなかったのですが、やはりジェンダーギャップの問題が大きいかなと。豪州では男女が同じように家事や育児をして、同じように仕事をしています。しかもみんな無理せず、楽しそうに働いている。豪州の職場環境や社会システム、標準的価値観に共感し、この国で継続的に勉強し働いてみたいと思いました」

どのようなことを学ぶ予定ですか?
「社会福祉について学び、ソーシャルワーカーの資格を取るつもりです。卒後2年間の在留ビザを活用して、実際に病院や施設などの現場で働いてみたいと思っています」

人生の目標は?
「家族や友人との時間を大切にし、人生を丁寧に楽しみたいです。そのためにもワークライフバランスにはじゅうぶん留意していきたいと思います」

ご実家は京都との由、帰省の際はぜひ研究室に立ち寄ってまた近況など聞かせてください。ご活躍をお祈りします。
(文責 濱崎)