環境政策ゼミ堀田暁子さんの学会ポスター発表

諏訪ゼミ堀田さんポスター2

2015年9月18・19・20日に環境経済・政策学会で環境政策ゼミ(通称諏訪ゼミ)3年堀田暁子さんがポスター発表しました。環境経済・政策学会は,「経済学,政策学および関連諸科学を総合し,環境と経済・政策の関わりについて理論的・実証的な研究活動,ならびに国際的な研究交流を促進」することを目的に,1995年12月に設立されました。今年は設立20年目とあってさまざまな発表はもとより、シンポジウムやレセプションなども盛大に行われました。
堀田さんの発表は、太陽光発電を財として捉え、太陽光を担保する権利(ソーラーアクセス権)を考えるものです。学会のポスター発表は大学院生のものが多い中、学部生の堀田さんは、「発表について自分には考えたことのないような質問があり、緊張したが、それ以上に今まで自分の研究してきたものをアウトプットすることの重要性、難しさを感じた。学術の面や、それ以外でも得るものがとても多く今後の大学生活でも活かしていきたい。」という感想を持ったそうです。
今後も環境政策ゼミでは、実際の政策につながるような提言・発表を様々な場面で行ってゆければと思います。

諏訪ゼミ堀田さんポスター1

多文化理解実習(ユタ研修旅行)報告その4

ユタ研修旅行では、多民族国家アメリカでの多様性を学ぶことはもとより、ユタ大学ELI (English Language Institute) において英語を学ぶ中東、南米、アジア、ヨーロッパ等からの学生と交流を重ね、文字通り多文化に接し続けます。また学生1人ずつのホームステイで現地の米人家族と寝食を共にし、英語とアメリカ人のライフスタイル等の多文化理解を試みます。

現地24日目(9月3日) ユタ大学ELI (English Language Institute) での授業最終日に クラスメートとの「お別れ会」があり「修了証」をもらう。
現地24日目(9月3日)
ユタ大学ELI (English Language Institute) での授業最終日にクラスメートとの「お別れ会」があり「修了証」をもらう。
現地24日目(9月3日) フットボールの開幕戦は強豪ミシガン大学を迎えるホームゲーム。 2002年の冬季五輪の閉会式場となった大学内のこのスタジアムで、 史上最多の47,825人の観客を集め、しかも24-17で接戦を制した。 指のサインはユタ大学の頭文字"U"を意味する。
現地24日目(9月3日)
フットボールの開幕戦は強豪ミシガン大学を迎えるホームゲーム。
2002年の冬季五輪の閉会式場となった大学内のこのスタジアムで、史上最多の47,825人の観客を集め、しかも24-17で接戦を制した。
指のサインはユタ大学の頭文字”U”を意味する。

多文化理解実習(ユタ研修旅行)報告その3

ユタでの最後の週になりました。今週末がLabor Day Weekend という米国での連休になるので、混雑を避けるため先週末に近隣国立公園の視察旅行(2泊3日)に行きました。道中学生たちは交代で助手席に座り、女性運転手と英会話の練習を続けました。

車酔い事件、スマホ紛失事件、アリの逆襲事件等、多々あれど大過なく全員無事に戻ってきました。

現地18日目(8月28日) フリーウェイ(高速道路)をひた走り、ユタ州を南下。 Big Bend @Zion National Park ユタ州で最初の国立公園。 (参照)http://www.nps.gov/zion/index.htm
現地18日目(8月28日)
フリーウェイ(高速道路)をひた走り、ユタ州を南下。
Big Bend @Zion National Park ユタ州で最初の国立公園。
(参照)http://www.nps.gov/zion
現地19日目(8月29日) 旅行2日目は州境を南に越え、あまりにも有名なグランドキャニオン へ。天候に恵まれ、一日ゆっくり景色を楽しむ(冬は閉ざされる渓谷北 側のNorth Rimにて)。 (参照)http://www.nps.gov/grca
現地19日目(8月29日)
旅行2日目は州境を南に越え、あまりにも有名なグランドキャニオン
へ。天候に恵まれ、一日ゆっくり景色を楽しむ(冬は閉ざされる渓谷北
側のNorth Rimにて)。
(参照)http://www.nps.gov/grca
現地20日目(8月30日) 旅行3日目はユタ州南部のBryce Canyon National Parkへ。半日を ここで過ごし、午後はホストファミリーの待つSalt Lake Cityへ。 (参照)http://www.nps.gov/brca
現地20日目(8月30日)
旅行3日目はユタ州南部のBryce Canyon National Parkへ。半日を
ここで過ごし、午後はホストファミリーの待つSalt Lake Cityへ。
(参照)http://www.nps.gov/brca

多文化理解実習(ユタ研修旅行)報告その2

写真だけ見ると遊んでばかりみたいですが、ユタ大学内のEnglish Language Institute という所で、しっかり英語の勉強もしています。正規の授業も始まり、学生たちは能力別のクラスに分かれて他の外国人学生と学んでいます。ユタ大学は8月24日から秋学期の授業が始まり、静かだったキャンパスは一般学生が戻って、急に賑やかになってきました。
(参考URL: https://continue.utah.edu/eli

現地7日目(8月17日) Speed Dating Activity サウジアラビアからの学生と合コン(?) 3分で座席が次々と変わる。自己紹介等自由に英語でしゃべる練習。
現地7日目(8月17日)
Speed Dating Activity サウジアラビアからの学生と合コン(?)3分で座席が次々と変わる。自己紹介等自由に英語でしゃべる練習。
現地8日目(8月18日) Natural History Museum of Utah ユタ大学構内にある博物館へ。 恐竜の骨やインディアンの民芸品等の展示あり。
現地8日目(8月18日)
Natural History Museum of Utah ユタ大学構内にある博物館へ。恐竜の骨やインディアンの民芸品等の展示あり。
現地9日目(8月19日) Lake Solitude 冬はスキー場のこの湖へハイキング。前日の博物館と 同様に英語の授業の一環で、感想文を書き、翌日のディスカッションの 話題となる。
現地9日目(8月19日)
Lake Solitude 冬はスキー場のこの湖へハイキング。前日の博物館と同様に英語の授業の一環で、感想文を書き、翌日のディスカッションの話題となる。

多文化理解実習(ユタ研修旅行)報告その1

3回生6名(東元引率)が8月11日(出発)から9月9日(帰国)まで米国ユタ州ソルトレークシティに滞在。ユタ大学で英語研修を受けつつ、ユタ州の日系コミュニティをはじめアメリカ社会における文化の多様性を学びます。

8月13日(木)ゲストスピーカーのLaura  Chukanovさん(2009年ミス・ユタ)と
8月13日(木)ゲストスピーカーのLaura
Chukanovさん(2009年ミス・ユタ)と
8月13日(木)市内見学でモルモン教の 総本山、Temple Squareにて。
8月13日(木)市内見学でモルモン教の
総本山、Temple Squareにて。

Hello (again)

ディスク障害によって以前の内容はすべて失われましたが、サービスを再開することができました。これから、以前にも増して多くの情報を提供できればと思います。よろしくお願いいたします。

新任の松田哲先生の自己紹介

 

現代社会学部の皆さん、こんにちは。松田哲(まつださとる)です。この4月に京都女子大学に赴任しました。よろしくお願いします!

自己紹介写真(松田) 私は関東で生まれ、小学校低学年の頃に鳥取県に引っ越し、小学校・中学校・高校の10年間を米子で過ごしました。その後、大学・大学院時代を神戸で過ごし、職を得てから京都に移ってきました。早いもので、京都生活は今年で18年目になります。でも、帰省先が米子であるせいか、アイデンティティの置き所は依然として鳥取にあるように感じます。鳥取とか山陰とかいう言葉を耳にすると、ついつい反応してしまいますね。

大学生の頃に関心をもっていたのは、環境保全の問題でした。それが大学院に入る頃には、途上国の開発と環境保全の両立の問題へと広がっていきました。「持続可能な開発」という言葉が流行し、ブラジルのリオ・デジャネイロで地球環境サミットが開かれた頃の話です。その後、環境保全よりも途上国開発の問題の方に関心が移り、いわゆる南北問題について考えるようになりました。

私は、現代社会学部の多文化理解実習のスリランカ担当になっています。スリランカに関心をもち始めたのは、「何か面白い開発モデルはないものか」といったことを考えていた大学院生の頃でした。でもスリランカを定期的に訪れるようになったのは、その10年後の2006年前後になってからでした。内戦末期の時期です。以来、スリランカのあちこちを訪れてきましたが、まだまだスリランカを知り尽くすにはほど遠い状況です。多文化理解実習に参加される皆さんと、現地で学べることを楽しみにしています。

ちなみにこの写真は、スリランカ北部のジャフナという町にあった、ジャフナ駅の構内で撮影してもらったものです。内戦で破壊され、鉄道の到着することのない廃墟になっていました。そのジャフナ駅は昨年新しい駅へと生まれ変わり、ジャフナはほぼ25年ぶりにスリランカ南部と鉄道で結ばれることになりました。ちなみに後ろのポスターの人は、この1月の大統領選挙で予想外の敗北を喫したラージャパクサ前大統領です。2015年のスリランカは、様々な変化の始まりにあるようです。

現代社会学科公開講座「国際協力と私―支援する女性と支援される女性―」の報告

2015年6月6日(土)に開催された公開講座「国際協力と私」について報告します。前日にルワンダから帰国し会場に駆けつけて下さった梶田さん、20年以上ケニアのガリッサでNGO活動を続けてこられた土方さんに、国際協力の現場を女性の視点から語って頂きました。

「女性の視点からみた国際協力」: 現代社会学部教授・戸田真紀子

「東アフリカの国々でのそれぞれのルール」: 青年海外協力隊元隊員、キガリ図書館ボランティア職員・梶田三佐江

「あなたの善意は届いていますか?」: ケニア政府公認NGO ミコノ・インターナショナル副所長・土方栄子

 

戸田は、日本がなぜ国際協力をしなければならないのか、国際協力のアプローチにジェンダーの視点をなぜ入れなければならないのかを説明し、近代化論からWIDアプローチ、GADアプローチへの変遷や、途上国の女性の置かれている状況などを話しました。

梶田さんからは、まず、東アフリカ共同体を構成するケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジについて、それぞれの国の経済状況や人びとの暮らしについてのデータが示されました。次に、所得が増加すると娘を学校に行かせる余裕が生まれ、女子教育の増加は生活の質と女性の地位を向上させ、それによって女性の社会参加が進み、女性の活躍は経済を更に成長させ、より所得が増加するという「経済成長とジェンダー」のサイクルについての説明がありました。そして、ルワンダにおける女性の環境改善への取り組みが紹介され、まとめとして、それぞれの国に沿った支援の必要性を次のように訴えられました。

  • 支援は一方的なものではなく、相手のニーズを取り入れたものでなければならないが、その主導は現地の人が行うのが良い。
  • 新しい取り組みに積極的な国民性とそうでない国民性がある。支援はそれを考慮した上で取り組まなければならない。
  • 現状の課題のみに囚われるのではなく、今日までの取り組みを評価し、効果的であった手法を更に広げることが大切である。
  • 長期的視点で取り組む必要がある。

最後に、土方さんから、ケニアの北東部に住むソマリ人の状況、学校建設・医療巡回・奨学金・井戸掘り・太陽光発電・植林・自動車整備士養成・ミシン教室といったミコノ・インターナショナルの活動内容、募金をした先進国の人びとの期待を裏切り無駄になってしまった援助事例についての話がありました。1986年に土方さんたちが初めてケニアの北東部の中心都市であるガリッサで校舎建設を行った際、現地の人たちと一緒になって工事をしている土方さんたちに対して、地元の学校の先生が次のようにおっしゃったそうです。「今まで多くの外国人がこの国へ来て、いろいろな援助活動をしてくれたが、ケニア人と一緒に汗を流したのはあなた方が初めてだ。私は大変感動している。」アフリカの人を助けようとボランティアを行った人は、逆にアフリカから大きな感動や喜びをもらって日本に帰ってきます。一方的に助けるのではなく、自分たちも助けてもらう活動。これが私たちの活動の原点だと土方さんは話されました。

 

  休憩時間にたくさんの質問用紙が集まりました。時間の関係で質疑応答に多くの時間が割けなかったことが残念でしたが、国際協力の現場で活躍されている日本人女性の話を聞くことは、学生の皆さんにも刺激になったことと信じています。たくさん本を読んで、自分を磨いていって下さい。

 

<当日の講師写真>

 

沢山のご来場に感謝申し上げます2 

↓日本のODAの成果を話す梶田さん

 

d↓ミコノ・インターナショナルの活動を説明する土方さん名称未設定

(文責 : 戸田真紀子)

自己紹介(松本充豊)

 

 現代社会学部の皆さん、はじめまして。松本充豊(まつもとみつとよ)です。

松本写真@マカオ

 私は京都で生まれ育ち、学生時代をおもに東京で過ごしました。その後は各地を転々とし、このたび四半世紀ぶりに京都で仕事をすることになりました。学生時代といえば・・・バブル時代の学生でしたから、日々飲んだり、食ったり、遊んだりで(恥ずかしいので、もうこれ以上は触れません)。

ひょんなことから中国語を勉強する「羽目」になったのですが、でもそれがきっかけで南の島・台湾とのご縁ができました。今でいう「内向き」な学生だった私ですが、しぶしぶ、かつ恐る恐る留学に出かけて、わずか一年でしたが現地での生活も体験しました。台湾のB級グルメに詳しくなったのも、このときです。大学で教員の仕事に就いてからは、国際交流活動で中国各地や香港、マカオにも足を運びました。写真はポルトガル情緒あふれるマカオで撮った一枚です。

 ところで、気がつけば台湾にどっぷりはまっていた私は、そのまま戦後台湾の政治を研究することになりました。いまでは台湾の民主政治の研究が中心テーマですが、最近は日本や韓国の民主主義体制との比較にもチャレンジしています。また、民主化された台湾内部の政治が東アジアの国際関係に与える影響にも興味をもっています。台湾は小さいけれど、その政治は東アジアという地域の政治を大きく揺るがすものだと考えています。

 台湾は歴史的に日本とゆかりのある土地なのですが、あまり知られていないことがたくさんあります。興味のある方は、研究室を訪ねてみてください。ただし、その前に必ずアポをとってください。突然来られると、甘いものに目がない私が、こっそりまめ大福にかぶりついている最中かもしれません。そんなみっともない姿は見せられませんので、ご協力をお願いします。